マイクロプラスチックなど世界的に「海洋ごみ」が問題となっていますが、このうち7割から8割は街で捨てられたものだと言われています。そこで、まずは街で出るごみを減らそうと宇都宮市の大学生が4日、ごみステーションにタイルアートを制作しました。

タイルアートを制作したのは、宇都宮市の文星芸術大学の4年生4人です。この場所は来年3月に閉学する宇都宮文星短期大学の跡地で、現在は宇都宮市のハウスメーカー「トヨタウッドユーホーム」が「ステラガーデン上戸祭4丁目」として分譲しています。

日本財団の「海と日本プロジェクト」に参加しているトヨタウッドユーホームは、街で捨てられ水路や川を流れてやがて海にたどり着くごみの量を減らし、将来にわたってきれいな海を残そうと文星芸術大学と連携し、ごみステーションアートプロジェクトを企画しました。

デザインを担当したのは文星芸術大学4年の江連ほのかさんで、潜水艦の窓から見た魚たちをイメージしたということです。