マンU下部組織出身のサヴェージ photo/Getty Images

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プレシーズンマッチで何度か出場機会を与えられたマンチェスター・ユナイテッドの19歳MFチャーリー・サヴェージ。彼の今季の去就はまもなく決定されるようだ。

サヴェージは元ウェールズ代表選手だった父ロビー・サヴェージと同様、マンUアカデミー出身の選手。昨季は12月に行われたチャンピオンズリーグ、ヤングボーイズ戦でトップチームデビューを果たした。

今夏はエリック・テン・ハーグ新監督の意向により、18歳のFWアレハンドロ・ガルナチョや19歳のMFジダン・イクバルらと共に、トップチームのプレシーズンツアーに帯同。リヴァプール戦やメルボルン・ヴィクトリー戦、クリスタル・パレス戦に出場した。

特に同い年のイクバルとは、ボランチとしてセットで起用されることが多く、この若手中盤コンビは好パフォーマンスを披露。プレシーズンにおける収穫の一つとなった。

英『Daily Mail』によれば、サヴェージの今季の去就について、来週中には決定が下される予定だという。サヴェージにはチャンピオンシップ(イングランド2部)やリーグ・アン(フランス1部)のクラブが関心を示しているようで、1シーズンのローン移籍を検討しているようだ。

若手や新戦力中心で戦った先日のラージョ・バジェカーノ戦では、21歳のMFジェームズ・ガーナーやイクバルが中盤で起用され、テン・ハーグ監督はサヴェージに出場機会を与えていない。コンディションの問題などでなければ、現状サヴェージの序列が彼らより低いことが窺える。

さらに、マンUは現在バルセロナのMFフレンキー・デ・ヨングの獲得を狙っており、彼、もしくは彼に代わる中盤の選手を確保できれば、サヴェージのトップチームでの出場機会はかなり限られるはず。このままいけば、候補に挙がっているクラブの中からローン移籍先を選ぶことになりそうだ。