無名から一気にスターとなるも“見下し疑惑”で失墜した韓国美人ダンサー…謝罪から1カ月、活動ゼロ

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美しいビジュアルとたしかな実力を持ったダンサーとして視聴者に知られ、芸能人に劣らない人気を博したノジェ(NO:ZE)。

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しかし一般ブランドと高級ブランドの扱いに差をつけて、広報会社との約束を守らないなど、自らの人気を利用してパワハラをしたとの疑惑が浮上し、前途洋々だった彼女は危機に陥った。

ノジェ本人が活動をせずに過ごす時間を作っているのか、それとも次々と入ってきていた広告が一夜にして途絶えたのかは定かではないが、SNSを通じた謝罪から1カ月近く、活動をしていない。大きな批判を受けたのはたしかだが、ノジェのファンにとっては残念なことに違いない。

人気に酔って判断誤る

そもそもノジェは昨年夏、韓国を熱くしたダンサーサバイバル番組『STREET WOMAN FIGHTER』を通じて、大きな注目を集めた。彼女が人気を得るようになった理由は、謙虚な態度とリーダーとしての実力を見せつけたからだ。

(写真提供=OSEN)ノジェ

また男女を問わず若者世代の誰もが好感を持つほど、自分だけの魅力を備えた外見も目を引いた。無名から一気にスターへの階段を駆け上がったほど、一人でも競争力があったということだ。だから様々なバラエティ番組に出演し、「価値が70倍も跳ね上がった」と自信を持って話すことができたのだ。

多くの視聴者が実力で名声を得た彼女に拍手を送り、人気歌手の後ろで踊るバックダンサーではなく、堂々と前に出る“専門ダンサー”として活躍することを願った。

しかし残念ながらノジェは、視聴者の応援を自ら裏切ってしまった。自分に対する高い関心と人気に酔ってしまったのだろうか。一般ブランドと高級ブランドを差別し、広報会社側との約束を守らないなど、不誠実な姿を見せた。

童話の中の話のように「カエルはおたまじゃくしの頃を忘れる」という言葉が最も適切な比喩ではないかと思う。有名になる前も後もダンスの実力は十分に持っているが、顔と名前を知らせるようになると、過去を振り返ることができず、高い人気に酔って不誠実な行動を見せた。当事者と所属事務所は当初、パワハラ疑惑について事実ではないと釈明したが、すぐに認めて反省するという立場を示した。

パワハラ疑惑が浮上した直後は「事実無根」と否定していたノジェの所属事務所だったが、遅れて「当社はアーティストが広告掲示物をSNSにアップロードするに先立って、契約期間とアップロードの日程を確認した後、アーティストに伝達し、その後アーティストのSNSを通じてアップロードを進めてきた。掲示物のアップロードおよび掲示物の削除に関しては、当社とアーティストが協議して進行したことをお伝えしたことがある」とし、「当社の不覚により、広告関係者と事前に約束した契約期間を守ることができず、アーティストとの不十分なコミュニケーションで期限内に掲示物がアップロードされなかったり、削除されたりしたことがあったことを確認した」と明らかにした。

ノジェ本人も去る7月、自身のインスタグラムに「私の未成熟な姿を見て失望された方々に、申し訳ない気持ちをどう伝えればいいのか、慎重だった。こんな私の行動がまた他の方々にはもっと大きな失望を与えたようで、もう一度申し訳ないと伝える」とし、「弁解の余地なく、該当関係者の方々に被害を及ぼし、失望を与えて心より申し訳ない。多くの方々に愛されただけに責任感を持って行動すべきだったが、そうできなかった自分の姿を深く反省し、依然として学ぶことが多いということに気づいた」と謝罪した。

ノジェが「今の誓いを忘れずに、これからはもっと成熟した姿と謙遜した態度をお見せできるように努力する」と約束しただけに、その約束を守っていくかを見守ることだ。

自分や周囲の状況が少し良くなったからといって、過ぎた日々をすっかり忘れて大きな態度を取ると、人々から後ろ指を指されてしまう。人気者だからこそ常に自分を振り返り、謙虚に行動しなければならない。

多くの人に愛され、判断を誤ったノジェは、自ら反省すると約束しただけに、変わらなければならない。

(記事提供=OSEN)

◇ノジェ プロフィール

1996年2月12日生まれ。ラッパーのZICOやLoco、歌手RAINなどのバックダンサーを担当。EXOカイのソロデビュー曲『Mmmh』のパフォーマンスステージにダンサーとして登場した際に、「あの綺麗な子は誰?」「SMエンタの練習生?」とSNSや各種コミュニティ掲示板などで話題になった。その後、韓国で人気を博した女性ダンサーサバイバル番組『STREET WOMAN FIGHTER』に出演したことで再び注目を集め、存在感を見せつけた。