平和記念式典を前に 駐日ロシア大使が原爆慰霊碑に献花へ 広島
日本に駐在するロシアのガルージン大使が広島を訪問し、原爆慰霊碑に献花することが分かりました。
ロシア政府関係者によりますと、ガルージン大使は4日に広島市を訪問し、平和公園にある原爆慰霊碑に献花する予定です。
広島訪問中にはロシア大使館などが主催するシンポジウムにも出席し、「軍備管理と核軍縮の現状と見通し」をテーマに討論を行うということです。
広島市はウクライナ侵攻を理由として、6日の平和記念式典にロシアを招待しておらず、ガルージン大使は「恥ずべき措置だ」などと反発していました。
広島市は毎年すべての核保有国の大統領と駐日大使宛てに招待状を送っています。
ロシアは2000年以降、毎年大使や代理人を出席させていて、去年の式典には総領事が出席していました。