新規感染者初の3千人超 死亡6人 新型コロナ 2日の栃木県内
新型コロナウイルスについて栃木県と宇都宮市は2日、6人の死亡と1日当たりの発表数として初めて3千人を超える3,223人の感染を確認したと発表しました。
感染が確認されたのは、県発表分が2,283人、宇都宮市発表分が940人の合わせて3,223人です。新規感染者の発表が3千人を超えるのは初めてで、過去最も多かった先月30日の2,881人を大幅に上回りました。県内の感染者の累計は13万人を超え、13万2,228人となりました。
また、県は80歳以上の男女6人の陽性者の死亡を発表しました。発表日ベースでは今年2月28日の8人と3月3日の7人に次ぐ多さとなっています。県内の死者は累計で310人となりました。
クラスターの情報です。宇都宮市の2カ所の障がい者施設でそれぞれ41人と36人の感染が確認されたほか、足利市と日光市の高齢者施設で合わせて3件のクラスターが発生しています。
県独自の警戒度を判断する指標を見てみますと、病床使用率が1日時点で52.5%になっています。福田富一知事が行動制限の要請を検討する目安とする5割を超え、増加を続けています。
関東近県の情報です。埼玉県は3人の死亡と7267人の感染を確認しました。また、大野元裕知事の感染を発表しました。茨城県は3人の死亡と2950人の感染、群馬県では5人の死亡と1日当たりの発表数としては最も多い2789人の感染を確認しました。