プロ野球独立リーグ、栃木ゴールデンブレーブスです。8月を迎えて今シーズンは残り19試合。お笑いコンビ・ティモンディの高岸宏行投手が加入し注目を集める中、3位につけるチームは優勝、そして選手たちのNPB入りに向けてリーグ終盤戦に挑みます。

夢をかなえる。純粋な「原点」に早い遅いはないのかもしれません。

高岸宏行投手のゴールデンブレーブス加入は話題性以上に見る人の心を震わせました。

高岸宏行選手:「いつからでも挑戦することが楽しんだよ」

29歳、お笑い芸人をやりながらプロのピッチャー。異色とも言える挑戦はチームにとっても所属選手が「NPB入り」を目指すという「原点」を再び呼び起こさせています。

寺内崇幸監督:「独立リーグは常に失敗しながら挑戦していくものだ」

実戦からは10年離れていますが高岸選手は常にポジティブ。

高岸宏行選手:「何かしらチャンスがあるとやり続けてきたからできた。準備の大切さが大事だ」

チーム練習に合流したのは7月25日。プロとしての一歩をしるしました。

この日は野手との連携など軽めの調整でしたが、初日から常に全開モードでした。

実力がすべてのプロの世界、そこに特別扱いはなく当然、厳しい競争が待っています。

ゴールデンブレーブスはここまで18勝22敗5分け、首位の茨城と7.5ゲーム差の3位です。

「高岸効果」も含めて残り19試合の戦い方を寺内崇幸監督に聞きました。

 

寺内崇幸監督:「高岸が入って変わると思う。チームにも厳しさ出てくる。差別することなく扱う」

8月は4日、5日、6日、7日とホーム戦が続きます。真夏の上昇気流に乗ることができるかチームの奮起に期待です。