日本ハム戦に先発登板した楽天・田中将大 (C)Kyodo News

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○ 楽天 7 − 0 日本ハム ●

<15回戦・楽天生命パーク>

 完封勝利の楽天は再び貯金2。石井一久監督(48)の不在に伴い監督代行を務めた真喜志康永ヘッドコーチ(62)にとっては“監督初勝利”となった。

 楽天はこの日の試合前に、石井監督が29日に新型コロナウイルスの陽性判定を受けた球団職員と接触があったため、自主隔離の措置をとったと発表。無症状で、発熱はないという。

 指揮官不在の試合で先発の田中将が好投。4回、5回は得点圏に走者を背負ったものの、要所で三振を奪い日本ハム打線に得点を許さなかった。終わって見れば7回111球、5安打無失点、7奪三振1四球の快投。これで再調整後は3試合連続で7回以上3失点以下と本来のパフォーマンスを取り戻し、2連勝で今季6勝目(7敗)を記録した。

 打線は初回、4番・島内の左翼線適時二塁打で先制。2回は二死から下位打線でチャンスを作り、1番・西川の右前適時打で2点目を奪った。4回も西川の中前適時打で3点目。7回以降も3番・浅村の18号ソロなどでダメ押しの4点を加えた。