【BLOGOSまとめ】柳田法務大臣の辞任 - BLOGOS編集部
※この記事は2010年11月27日にBLOGOSで公開されたものです
｢法務大臣とは良いですね。二つ覚えときゃ良いんですから。」などと国会の場で発言し、結果的に法相の職を辞して責任を取った柳田稔氏。民主党政権下で相次ぐ失言の一つとなったこの発言と、法相の辞任について言及をしている意見をまとめました。
■BLOGOSに寄せられた意見
法務に詳しいブロガーからは厳しい意見が相次ぎ、「政治家としての質に関わる問題」などと主張するブロガーもいましたが、一方では発言そのものについての擁護を行う意見も寄せられました。
「自衛隊は防衛装置」と発言した仙谷官房長官の兼務については、「兼務を行うべきではない」という意見で一致していました。
辞任前
Matimulog
法務大臣といえば、ヨーロッパ諸国では閣内ナンバーツーとか、伝統的に君主に最も近い大臣であって首相よりも権威がある存在とも目される。しかし日本では、もちろん三権分立のあり方がヨーロッパ諸国とは異なるので同列には論じられないにしても、軽いポストと扱われていることは嘆かわしい限りである。.. 続きを読む
切込隊長BLOG（ブログ） Lead‐off man's Blog
当然、いろんなところから突っ込みが入っておるわけですけれども、何か問責になるっぽいです。本人は正直に発言しただけなんでしょうけどねえ。見事に正直者が馬鹿を見ていて世の中の侘び寂びを感じずにはいられません。これで本当に辞任しちゃったらなんて正直者なんだと好感度は上がりそうな感じですね。政治家人生は終わると思いますけれども。.. 続きを読む
保坂展人のどこどこ日記
ただ、これまでも「定番答弁」は自民党時代の歴代法務大臣からバトンを引き継いできたもので、私は法務委員会などの質疑で何回、この答弁を聞いたかわからない。柳田大臣と、以前の自民党大臣の違いは、思っていたことを口に出したか出さないかにあるだけではないか。.. 続きを読む
∩∪∫！┗□9 - n u s i l o g -
外相や国交相のように重要閣僚というものが存在するとしても、いやしくも国務大臣職に軽量級などと言うものがあるのかと言うことです。まして、死刑執行のサインを行う閣僚です。検察への指揮権も有しています。菅総理だけではなく、これまでの総理は法相をどう考えていたのかと疑問符でいっぱいです。その点、鳩山元総理の千葉氏起用は挑戦的であったと思います。.. 続きを読む
Nothing Ventured, Nothing Gained.
これは、本当に許しがたい発言である。なぜかといえば、職責を放棄していることを告白している発言だからである。２つのことだけ覚えておけばいいとして、あらゆる国会での質疑に対して、法務官僚に言われたのかどうかは知らないが、まともに思考せずに回答をしていることを言っているのだから、これを職責の放棄と評さずして、なんと評すべきであろう。.. 続きを読む
早川忠孝の一念発起・日々新たなり
私の見るところ、まもなく菅内閣は瓦解することになるが、この臨時国会はなんとか凌いで補正予算の執行だけはきちんと筋道をつける必要がある。菅総理にはまだその覚悟が出来ていないだろうが、支持率が21パーセント台にまで落ちたのに公明党が民主党内閣を支えるような行動に出るはずがない。国政の混乱・停滞を最小限に止めるための最後のひと踏ん張りをしてもらいたい。.. 続きを読む
岡留安則の「東京－沖縄－アジア」幻視行日記
いくら地元の後援者向け発言だったとはいえ、国会も国民もバカにした発言だ。たぶん本人はジョークのつもりでいったのかもしれないが、吉本芸人じゃないんだから、国政を司る法務大臣としての責任を問われてしかるべきだろう。胗田法相に同情の余地はないが、これは民主党全体の問題であり、菅政権の任命責任も問われてしかるというべきだろう。.. 続きを読む
辞任後
フリーライター宮島理のプチ論壇 since1997
「失言」問題で大臣が辞任するのは、自民党政権でも続いた悪しき前例であり、政治のレベルを低下させるだけのくだらないイベントだ。菅・仙谷・前原・岡田の「無能四人組」は、「失言法相」のクビで幕引きにしたいようだがそうはいかない。今問われているのは「失言」などという低レベルの話ではなく、政権の「無能」というずっと深刻な話なのだ。.. 続きを読む
切込隊長BLOG（ブログ） Lead‐off man's Blog
打たれ弱すぎるし、政治家にこれほど向いていない人もいないのではないかと改めて思った。しかも、官房長官である仙谷さんが兼務、副大臣には「あの」小川敏夫さんがおられるわけですね。順送り人事もまた地獄へ向かう一里塚で、こりゃまたどういうことだと。どちらかというと司法・法曹関係者から信任を受けてきたはずの民主党本部はどうなっちゃっているんでしょう。.. 続きを読む
岡田かつや TALK-ABOUT
大変残念に思います。柳田さんの地元における発言は確かに軽率ではありました。しかし、そのことが大臣を辞めなければならないほどの内容のものであったかというと、私には必ずしもそうは思えません。しかし、補正予算が通らず遅れるということであればと、こういう決断をご本人がされたことに対して、心から敬意を表したいと思います。.. 続きを読む
極東ブログ
失言の言質で大臣を辞任に追い込むという非常識なお馬鹿集団は野党時代の民主党で終わりにしたほうがよい。もちろん、現民主党政権はそのお馬鹿のツケを払っているというのだが、その教訓はもう身に染みているだろう。責めるなら、こうしたお素人さんを法務大臣という専門職につけた首相の責任であるし、また、やはり柳田さんは法務大臣には向かないなというなら、首相が前に立ってフォローの体制を取るべきだった。.. 続きを読む
世耕日記
昨日の予算委員会では丸川議員の質問に対して首相は「自発的に辞めた」との答弁を繰り返したが、本当だろうか？前日夕方に続投を明言していた人物が翌日早朝に勝手に判断を変えるだろうか？そもそも自発的に辞任するならば自分で辞表を持参するはずだが、その場で辞表にサインをさせており、これも不自然だ。.. 続きを読む
■読者の意見
■関連ニュース
なぜ菅首相は柳田法相を直ちに罷免しなかったのか【田中秀征 政権ウォッチ】 - ダイヤモンド・オンライン
柳田法相の辞任、中国メディア「泣き面にハチの菅政権」と報道 - サーチナ
柳田法相は本来、「陳謝」でよかったのではないか【山崎元コラム】 - ダイヤモンド・オンライン
ジミ～な柳田、派手に辞任！「バッジなければ、ただのオッサン」 - ZAKZAK（夕刊フジ）
【ワイドショー通信簿】柳田法相の「責任転嫁」発言 「恥の上塗りだった」説 - J-CASTテレビウォッチ
「柳田稔」のニュースを検索
