「無題」2022年、雲肌麻紙に墨・鉛筆、380×455mm2022年2月27日(日)から3月19日(土)まで、銀座蔦屋書店のインフォメーションカウンター前にて、愛甲次郎氏の個展「fragments」が開催されている。入場無料で作品の鑑賞が可能。“断片の集合”を強く意識した新作が紹介されている。愛甲次郎氏は、2016年に東京藝術大学美術学部絵画科(日本画専攻)を卒業した現代アーティスト。「雲肌麻紙」を支持体として、鉛筆や墨を用いた表現を展開している。2019年には小林直博氏との合同展「それぞれのパーティ/かまわぬ」をGALLERY X BY PARCO SHIBUYAで開催。同じく2019年には「覚束なさへ」、2020年には「No.34」という個展を、CANDLE CAFE & Laboratory △IIで開催した。作品の制作で、愛甲氏が最も時間をかけているのは下図の構成。さらに、紙に定着しやすくハッキリとした墨と、それとは対象的な定着力の強くない繊細な鉛筆によって、独自の特色を形成している。インパクトのある墨の動的な印象と、鉛筆の静的な印象の対比で鑑賞者を魅了する愛甲氏の作品は、描かれた人物の“曖昧な余白”も特徴。その余白が鑑賞者を作品世界へと招き入れ、独自の世界観の中に心地良く没入していく感覚をもたらす。※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認
■期間:
2022年2月27日(日)〜3月19日(土)■開催場所:
銀座蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F■問い合わせ先:
銀座蔦屋書店
tel. 03-3575-7755
url. https://store.tsite.jp/ginza/