「Shorai Sans」米Monotype Imaging Inc.の日本法人であるMonotype株式会社は、日本語書体「Shorai Sans」をリリースした。「Avenir Next」の造形的な要素を持つ書体。幾何学的でありながら、手書きの温かさも感じさせる書体に仕上げられている。「Shorai Sans」は、「たづがね角ゴシック」や「たづがね角ゴシック Info」に続いて開発された日本語書体。約3年の開発期間を経て完成した。シンプルな美しさと読みやすさが特徴で、従属欧文には和文に合わせてサイズや位置を調整した「Avenir Next」を採用。「Neue Frutiger」に合うように設計されたMonotype初の日本語書体の「たづがね角ゴシック」と同様に、和文と欧文を別々の書体から選ばなくても、単体で美しく読みやすい文字組みを実現しやすい。デザイン開発は、Monotypeの小林章氏と土井遼太氏、書体デザインの第一人者として知られる中村征宏氏によって進められた。「たづがね角ゴシック」が人間らしい自然な筆の動きをイメージした書体であったのに対し、今回の「Shorai Sans」はクリーンで理知的な印象の書体となっている。書体名の「Shorai」は、松の枝を吹き抜ける風やその音を意味する「松籟」に由来。OpenType形式(StdN)のフォントで、10ウエイト(Ultra Light / Thin /  Light / Regular / Medium / Demi / Bold / Extra Bold / Black / Heavy)がある。1ウエイトは$179、ファミリーパックは$999で販売。日本のユーザーへは先行リリース記念として、2022年2月22日(火)から4月7日(木)までの期間限定で、60%割引の特別価格にて提供される。10ウエイトでの展開Monotype株式会社
通常価格:
「1ウエイト」$179
「ファミリーパック」$999
※2022年4月7日(木)までは60%割引の特別価格での提供を実施
URL:https://www.monotype.com/jp
2022/02/22