「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」2022年2月10日(木)から4月3日(日)まで、東京都美術館 企画展示室にて「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」の開催が予定されている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、開幕日が延期されていた展覧会。日時指定予約制での開催となっている。本展では、大規模な修復プロジェクトによってフェルメールが描いた当初の姿となった「窓辺で手紙を読む女」を公開。所蔵館であるドレスデン国立古典絵画館での披露に続く機会で、所蔵館以外での公開は世界初となる。「窓辺で手紙を読む女」は、1979年のX線調査で壁面にキューピッドが描かれた“画中画”が塗り潰されていることが分かった。当初はフェルメール自身が消したと考えられていたが、その後の調査で、フェルメールの死後に何者かによって消されていたということが判明。修復プロジェクトでは、上塗りされた絵具層を慎重に取り除くことで、徐々にキューピッドの“画中画”が現れた。本展では、その修復の過程も映像などで紹介される。さらに、フェルメールだけではなく、ドレスデン国立古典絵画館が所蔵するレンブラント・ファン・レイン、ハブリエル・メツー、ヤーコプ・ファン・ライスダールなどの作品も紹介。17世紀のオランダを代表する画家たちによる約70点の珠玉の名品が展示される。※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認
■期間:
2022年2月10日(木)〜4月3日(日)■開催場所:
東京都美術館 企画展示室
東京都台東区上野公園8-36■問い合わせ先:
公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館/産経新聞社/フジテレビジョン
tel. 050-5541-8600(ハローダイヤル)
url. https://www.dresden-vermeer.jp/