ダウンタウン・浜田雅功が、1月18日放送の『ごぶごぶ』(MBS)で、スパルタ教育で知られた三重県にある母校「日生学園」時代の思い出を語った。

 浜田は全寮制の同校について「素手で便器を磨いてた」と強烈なエピソードを披露。当時について「休みがあって、1週間ぐらい家に帰れた。ウチの相方とか周りの人間と遊ぶやん」と、休みに地元に戻って松本人志らと遊んだことを回想。

 だが、「明日、あの三重の山奥に帰らなあかんと思って、めっちゃ憂鬱で。1回とりあえず電車には乗ったけど学校の(最寄りの)駅で降りられへんねん」と振り返った。そこで「次の駅で降りて、折り返しの電車に乗って戻った」と再度、帰省。

 当時は所持金もわずかで「片道しか渡されてないから金がない。何百円か持ってたから、公衆電話で松本に電話して、『電車賃を持ってきてくれ』って」と説明。

 迎えに来た松本は「腹減ってんねやろ」と、うどんを食べさせてくれた。今も忘れられない恩義だ。

「浜田さんは著書『読め!』(光文社)で、当時、先輩から理不尽な暴力を受けたことを回想しています。『ドーン! というた思うた途端、もう顔の感覚がないんですよ。血がダーッと出てて。えっと思ったら便所の下駄で殴られてて。そんな生活ですよ』と悲惨すぎる生活だったそう。

 先生からも鉄拳制裁を受けたものの、卒業式では一緒に涙して、『いちばんいじめられたと思ったけど、いちばん可愛がってもらってた』と感謝もしていることを記しています」(芸能ライター)

 現在は学校名も変わり、一般的な学校になっている同校。令和の現在からは考えられない、昭和ならではの教育があったのだ。