FWでも存在感を発揮するディアビ photo/Getty Images

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今季のレヴァークーゼンはブンデスリーガとUEFAヨーロッパリーグを戦い好成績を挙げている。その中で成長著しいムサ・ディアビは右サイドハーフとFWで存在感を放っっている。

主に右サイドハーフで先発するディアビは、積極的なドリブルでチャンスを作っている。EL第5節セルティック戦では、ジェラルド・セオアネ監督がサイドアタッカーのディアビをFWに起用。途中出場のナディム・アミリとのコンビで中央から打開していく。

すると87分にフロリアン・ヴィルツがゴール前で落ち着きを見せ、中央で待っていたディアビが強烈なシュートを決めて3-2と逆転ゴールを決める。この試合では、もともとFWだったヴィルツが途中から左サイドへとポジションを変え、右のサイドハーフだったディアビが中央に変更。前半終盤にはディアビのドリブルを抑えられてサイドに蓋をされてしまっていたが、ヴィルツがサイドで起点になり左サイドへと守備を引きつけたタイミングで中央でディアビがドリブルするという形が生まれ、彼の持ち味がさらに引き出されるようになった。

結果的には決勝ゴールを決めてチームの勝利の立役者となったディアビ。彼のドリブルはサイドだけでなく中央でも活かすことができる。ブンデスリーガ第13節のライプツィヒ戦でも得点を決めており、まだ22歳と若く成長著しい。今シーズンのディアビは、さらなるポジションの幅を広げることなるだろう。