業務スーパーで販売されている『小籠包』をご存じでしょうか。

豚肉と野菜の餡が詰まった、オーソドックスな冷凍小籠包です。かなり厚めのもっちりした皮で、小麦の風味が強すぎる感あり。若干好みを選ぶものの、全体的には無難な味わいの一品ですよ。

業務スーパー|小籠包|473円

業務スーパーにて473円(税込、税抜438円)で販売中です。冷凍小籠包が20個入って、内容量は500g、カロリーは100gあたり233kcal(脂質 8.9g、炭水化物 24.6g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。

コスパ(単価)は100gあたり約95円、1個あたりは約24円。同名・同ボリュームの商品である『小籠包』(500g・429円・約86円/100g)よりもちょい高い程度。どちらが置いてあるかは店舗次第ですけど、コスパは大差ないので見かけたほうをチョイスすればよいかと。

調理方法は本品を蒸し器に並べたら、お湯を沸騰させた鍋の上に置いて強火で約10分蒸すだけ。

蒸し器がない場合、クッキングシートや小皿の上に並べて鍋に蓋をする方法で代用してもOK。レンジ調理も可能ながら(500Wで約2分)、皮が硬くなる傾向。なるべく蒸し調理にしたいところです。

餡は粗挽き感のある豚肉メインで野菜の存在感は薄め。豚骨とごま油が効いた香ばしい味わいです。

ただしスープの量は少なく、厚い皮の小麦粉の風味が主張しすぎるバランス。弾力のあるモチモチ食感は悪くないものの、ジューシーさに物足りなさが残るクオリティですね。

タレや薬味にこだわれば十分美味しく食べられるけど、単品で見ると『正宗生煎包』(270g・429円・約159円/100g)などに比べて残念感あり。軽いおやつにつまんだり、中華スープの具材などにアレンジする用途には問題なく活用できますよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

厚めの皮と粗挽き感のある豚肉が特徴的な冷凍小籠包モチモチ弾力と歯ごたえがある硬めの皮で、チープなほど小麦の風味が強い餡のクオリティは悪くないけど肉汁感が足りず、好みを選ぶバランスジューシーさを重視するなら『小籠包』(500g・429円)のほうがおすすめ