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NTTドコモ モバイル社会研究所では、2021年2月にスマホ・ケータイ所有者のコロナ禍後の有料動画の利用動向について調査を実施。同年9月27日に調査結果を発表した。
これによると、コロナ禍後に「有料動画の視聴を始めた」のは10〜20代で約2割、コロナ禍後に「有料動画の視聴が増えた」のは10〜30代の約3〜4割となった。また、利用率は、2位であったNetflix利用率7.3%に対し、Amazonプライム・ビデオが24.1%と、ダントツ1位となった。

●コロナ禍が「有料動画の視聴」のきっかけに
今回の調査では、コロナ禍後に「有料動画の視聴」(Amazonプライム・ビデオ、Netflix、Huluなどの有料動画サービスの視聴)を行う機会が増えたかどうか、また、有料動画サービスの認知率と利用率についての調査などを行なった。

●コロナ禍後に有料動画の視聴が「増えた・始めた」のは10〜30代の若年層
コロナ禍後に「有料動画の視聴」(Amazonプライム・ビデオ、Netflix、Huluなどの有料動画サービスの視聴)を行う機会が増えたかどうか調査した結果、全体で22%がコロナ禍後に有料動画を視聴する「機会が増えた」と回答。そのうち、20代は男女ともに4割弱、10代男女と30代男女も3割弱が「有料動画の視聴の機会が増えた」と回答した。またコロナ禍後になってから「有料動画の視聴を行うようになった(始めた)」のは全体では1割弱だったが、10〜20代は男女ともに2割弱が、コロナ禍後に「有料動画の視聴を行うようになった」と回答している。このことより、コロナ過後に有料動画視聴の「機会が増えた」「行うようになった」のは若年層が多いことが明らかになった。

性年代別にみるコロナ禍前後での「有料動画サービス」利用傾向 [調査対象:全国・15〜79歳男女・複数回答・n=6,240]出所:2021年次世代ライフスタイル調査

●認知率・利用率ともAmazonプライム・ビデオがダントツ1位
また有料動画サービスの認知率と利用率の調査も行なった。同調査によると、有料動画有料サービスの中ではAmazonプライム・ビデオの認知率が8割超でトップでした。続いてHulu、Netflixの認知率が7割超と高い結果が出た。利用率ではAmazonプライム・ビデオが24.1%と他の有料動画サービスよりも圧倒的に高く、続けてNetflixの利用率が7.3%となったた。有料動画サービスは、認知率は高いものの、利用率はまだ低いことが明らかになったといえる。なお、同調査における利用率は「月1回以上」そのサービスを利用しているという回答で集計を行っている。

有料動画サービスの認知率と利用率 [調査対象:全国15〜79歳男女・n=8,249 複数回答]出所:2021年一般向けモバイル動向調査

▼ 調査概要「2021年次世代ライフスタイル調査」:

・調査方法
Web

・調査対象
全国・15〜79歳男女

・有効回答数
6,240

・サンプリング
QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。

・調査時期
2021年2月

▼ 調査概要「2021年一般向けモバイル動向調査」:

・調査方法
Web

・調査対象
全国・15〜79歳男女

・有効回答数
8,837

・サンプリング
QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。

・調査時期
2021年2月

モバイル社会白書Web版::
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/index.html
※同社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』としてモバイル社会白書Web版で公開している。


(ロボスタ編集部)