軽くて高耐荷重なWAQのコットがソロキャンにちょうどいい!
<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>
流行りに乗っかってソロキャンプにチャレンジするため、装備を見直したんですが、とにかく重い、デカい、かさばるギアばっかりだなと気が付きまして……。こんなんじゃ疲弊して終わってしまうわ、ということで「お前、ほんとにソロキャンできんのか?」視点で考え直していたところ、一番ヤバいのが重量約8.3kgのコットだという結論に至りました。
愛用しているコールマンのUSAコットは、頑丈でミリタリー感もあって気に入っていたんですが、持ち運びと組み立てだけでそこそこ体力を削ってくるヤンチャ坊主でもあります。軽くてかさばらないコットがいいのよ…、しかもお財布にやさしいやつ…とネットを漁っていたら、ちょうどよさそうなアイテムを発見。
重量約3.2kgというWAQの「2WAY フォールディングコット」(実勢価格:1万5800円)でソロキャンプデビューしてきました。
まず内容物ですがベッドシート×1枚、サイドフレームx2本、レッグフレームx3個、レッグポールx12本、収納ケースx1となっており、コンパクトかつ軽く、今まで使っていた8kg超えを考えると約-5kgでウッキウキ。
これまで修行僧のようなキャンプスタイルだったことに気が付かされたうえ、耐荷重は150kgと今までのより頑丈だという事実に驚きを隠せません。しかも、このコットは足の長さを変えられる2WAY仕様。簡単に高さを調整できて、さまざまなスタイルに馴染みます。
▲さっそく組み立て開始
▲めちゃ簡単で作業時間は3分くらい
組み立ては簡単で、まずサイドフレーム2本をベッドシートに通します。それからレッグポールを左右のサイドフレームに引っ掛ける形でテンションをかけるだけ。ちょっと力とコツがいりますが、慣れれば秒殺。グッとやればガチャンとはまります。
とまあ、これだけで基本的にはローコットが完成。あっけない作業に、今まで苦労して重い脚を組み立てていた思い出が脳裏をよぎります。オリーブのカラーがよくアウトドアに合います。他にもベージュ系のタンやブラックもあるので、ここは好みでしょう。
■装備を軽くするだけでアウトドアがもっと身近に
さっそく寝心地を試そうとゴロン。生地は高品質300Dナイロンを使用しており、思ったより柔らかめ。もう少し張りがあってもいいかなと思ったけど、そこも好みかも。大きさは長さ約190cm × 横幅約65cm × 高さ約17cm。身長173cmで割と太っちょの自分でも狭さは感じないので快適。とにかく軽いから、サクッと好きな場所に移動できていい。
テント内にセットしたら、いつでも寝る準備はOK。ソロキャンプなので特に華美さを求めることなく、自分が良ければそれでよし。シンプルな寝床ができました。と、ここで思い出したのが2WAY仕様だったこと。試しに脚をつけてみたところ、これまた秒速でハイコットに変身。いや、便利だわこれ。
▲ローコット状態の下部にポールを各2本差し込むだけ
テントだけは大きいのを持ってきたけど、手間をかけなかった分いつもより設営時間が短縮されたので、ゆっくり食事の準備もできました。面倒くさくてあまりやらない焚き火料理なんかしてみたり、ちびちびお酒を飲んでみたり……。ヤバい、ソロキャンはまりそう。
▲ひとりブスブスと焼き鳥を燻す…
ギアを見直すことで、ここまでスタイルに変化が出るとは。当然、撤収もラクだしもっと身近にキャンプが楽しめそう。めちゃ重い道具をクルマにパンパンに詰め込むのもロマンですが、もっとライトな遊び方もあるんだなと。そんなことを思わされたおニューのコットでした。
>> WAQ
<文/三宅隆(&GP)>
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