渡部建

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 佐々木希が4億円の新居を購入したことが話題になっている。『女性セブン』(7月15日号)が報じたところによれば、佐々木は自身の個人事務所の名義でマンションを現金一括購入したというのだ。なんともアッパレな話だが、彼女個人で購入した物件だということから、聞こえてくるのは、「ついに別居か! やはり離婚」という声。こうしたあらぬ噂が出ているようだが、彼女に離婚する気は全くないという。

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「渡部さんを完全に許したわけではないのでしょうが、別れる気はないと聞きました。ふたりは新居で一緒に暮らしています。家庭では夫として、父親としての役目をちゃんと果たしています」(芸能プロ関係者)

『ガキ使』と『金スマ』

 肝心の渡部は騒動から1年が過ぎてもいまだに復帰の目処は立っていない状態だ。大晦日特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)での復帰報道や、あの“結局何が言いたかったのかわらかなかった”と言われる謝罪会見などもあって世間からの不評を買ってしまった。

 その後、豊洲市場で働く知人の会社でアルバイトを始めたまではよかったが、無報酬だったことがわかると「ボランティア活動にみえてあざとい」と非難の声が噴出。もはや何をやっても叩かれるという図式が出来上がっているようにもみえる。

 今のところ復帰のめどが立っていない渡部だが、騒動から1年、ふたたび彼の起用を口に出すテレビマンが現れ始めているというのだ。

「バラエティー業界では今、渡部さんの復帰を画策しているテレビマンが少なくないと聞きます。具体的には『ガキ使』制作に関わっているディレクターたち、そしてTBSのディレクターからもそのような声があがっている。後者のほうは『金スマ(中居正広の金曜日のスマイルたちへ)』での登用を考えているんだとか。どちらも高視聴率を見込んでのことです。フジテレビのディレクターからはあまりそういった声は聞こえてきませんね」(テレビ業界関係者)

危うくなる佐々木希の“立ち位置”

 テレビ復帰に批判的な人も含めて注目を浴びることは間違いないので、視聴率を稼ぐことができるというのだ。しかし問題は“多目的トイレ”の扱い。バラエティー番組に出演した際に彼はいじられることになる。いや、逆にいじってもらってすべてを笑いに変えてもらわなければ彼は救われない。そのときに避けて通れないワードなのだ。

 はたして渡部にその覚悟があるかどうか。しかし、彼の気持ちひとつでは解決できない大きな問題があるという。それは妻の佐々木希のテレビ界における“立ち位置”。

 佐々木が渡部と結婚したとき、渡部は基本的にはイジられる芸人からは離れたポジションにいた。つまり、佐々木は“スマートでそつなくこなす芸人”と結婚したイメージも強かった。それと真逆の不倫をイジられ、“笑われる渡部の妻”としての振る舞いを求められることに、はたして耐えられるのか。

「特に最近は仕事を選ぶことはなくバラエティー番組にも積極的に出演したいと言っているようです。最近はテレビ局スタッフとの関わりもより強くなりました。バラエティー班のスタッフとしては彼女に気持ちよく仕事をしてもらいたい。

 しかし、渡部さんがまたテレビに出るとなると必然的に共演者からそのことに触れられることになってしまいます。彼の復帰を望むテレビマンと同数、それを望まないスタッフや裏方もいるということです」(ワイドショースタッフ)

 佐々木が頑張れば頑張るほど渡部の復帰が難しくなるとは、なんとも皮肉なことだ。