おうち時間、テレワーク時間が増え、地味に悩む「昼ごはん問題」。
凝ったものをつくる時間はないし、毎回デリバリーももったいない。かといって適当すぎるのも寂しい…。夫婦ともにテレワークだとさらに面倒。

そんなときにあると便利なのが“ちょっといい”レトルト食品。今回、テレワークの昼ごはん問題を抱えるESSEonline編集部のY田が、本格的な味が楽しめることで人気な無印良品のレトルトを試してみました。



在宅ランチに無印のレトルト食品。手軽に外食気分が楽しめる!



昨年、コロナ禍で産休・育休からの職場復帰し、すぐにテレワークに。そこで直面したのが「在宅昼ごはんどうするよ」問題でした。前日の夕飯をおかずにするのを基本に、たまに買いに出たり、つくったりもしましたが、その後引っ越しで近所に店がなかったり、もともと時間に追われがちな性格もあって、だんだんとおにぎりや納豆かけご飯などおざなりなランチも増えていました。

ランチが雑になるほど休憩した気がせず、これじゃいかん! と思い、週末に電動自転車を走らせたのが「無印良品」。

無印良品のレトルトといえば、本格的な味が楽しめて種類が多いのも魅力。お店に行くとたくさんありすぎて迷ってしまうほどです。また、化学調味料、合成着色料、香料が不使用というのもうれしいポイント。そんな数あるレトルトの中から、人気の商品やリニューアルした商品をランチに導入してみました!

●復刻版も最新版も!人気のバターチキンは外食感大




・【左】レトルト バターチキンカレー180g、【右】素材を生かしたカレー バターチキン (各350円)

無印良品のレトルトといえば本格派のカレー! ということで、なかでも人気が高い王道のバターチキンカレーをお試し。しかもバターチキンは4代目の現行版(写真右)と、初代復刻版(数量限定販売・写真左)の2種類があり、両方購入してみました。

【トマト感がおいしい現行版バターチキンカレー】


まずは、バターチキンカレー4代目で現行版の「素材を生かしたカレー バターチキン」をいただいてみました。

冷凍していた雑穀米ご飯に、温めたバターチキンカレーをかけて、ゆでおきのブロッコリーと前日の残りおかず(雰囲気ジャーマンポテトなサラダ)を添えて。ちなみに、カレー皿も無印良品のものです。磁器ベージュカレー・パスタ皿 約26×19.5×高さ5cm(850円)

赤みのあるルーはトマトの酸味が効いていて、スパイシーだけどからくないのでサクッとランチによいなと思います。チキンもしっかり入っています。まず、自分でつくるカレーとは全然違うので、テイクアウト感を楽しめます。レトルトを温めている時間(湯煎で5〜7分)に準備できて、時間をかけずに満足感のあるランチに!

【白米に合う! 復刻版バターチキンカレー】


こちらの「レトルト バターチキンカレー」は、2009年に登場した初代バターチキンカレーの復刻版。数量限定で昨年発売されたものですが、私が行った店舗ではまだ取り扱いがあったのでゲット。こちらはカシューナッツとバターが使われていて、現行版よりも薄い茶色。よりまろやかな味わいで、白米に合います。

ご飯はお茶碗に入れてひっくり返して丸くし、この日はゆでおきのホウレンソウと、ラッシーを意識した、バナナジュースを添えました。家にあるものでもなんだか形になりました(笑)。

●ショウガが効いたスープがおいしい!奄美大島風「鶏飯」




・ごはんにかける 奄美大島風 鶏飯 180g(1人前)(290円)
・食べるスープ オクラ入りねばねば野菜のスープ 4食(390円)

お次は味がリニューアルした鶏飯(けいはん)。人気の「食べるスープ」と一緒にいただきました。副菜はゆでおきのホウレンソウ。


レンコン、ニンジン、シイタケなど野菜と蒸し鶏がしっかり入り、だしも効いていて、かけるだけですが満足度が高い一品です。


優しい味だけど、ショウガが効いていて体がポカポカ。代謝が上がるような感覚がありました。この日はがっつりは食べられないな〜というときにもぴったりです。

「食べるスープ オクラ入りねばねば野菜のスープ」とゆでおきしていたホウレンソウを添えて和風のランチに。オクラのスープはネバネバ感がしっかりとあり、リアルにつくったような味わい! もはやだれもフリーズドライのスープだとは気づかないはずです…。こちらのどんぶりは、白磁丼 小 約直径13.5×高さ7cm(490円)です。

●レタスを加えてヘルシー!タコライス




・ごはんにかけるタコライス 120g(1人前)(250円)
・食べるスープ 北海道タマネギのオニオンスープ 4食(390円)

この日レタスが少し残っていたので、沖縄の郷土料理「タコライス」に。ただトマトはきれていたためゆでおきのスナップエンドウを添えてみました。


レンチンした冷凍ご飯に、温めたタコライスソースをかけて、刻んだレタスを、見本よりたっぷりトッピングしてみました。

スパイスが効いてエスニックな風味のミートソースは、チーズも入っていてコクがあります。ご飯とレタスも一緒に混ぜながらいただくと軽さがあってパクパク食べられます。

スープは「食べるスープ 北海道産タマネギのオニオンスープ」。本当にじっくり炒めたタマネギのトロっと感があって…おいしい! コクのあるスープはおかわりしたくなります。最初1食100円か…と思いましたが、タマネギをじっくり炒めた味わいは自分ではなかなか出せないので、納得でした。

●ぜいたくな気分になれる!うにクリームパスタ




・素材を生かしたパスタソース うにクリーム110g(1人前)(390円)

最後はパスタソースです。種類があるパスタソースのなかで、今回、テレワーク飯のランクアップとして私がチョイスしたのは「うにクリームソース」。ウニのクリームソースパスタが大好きで、産休前も会社近くのレストランで生ウニのパスタをたまに食べるのが楽しみだったのですが、今はなかなか食べにいけません。


うにクリームソースは、人気のあえるだけのものと、それより100円高いものとあり、今回はちょっとお高めな方の「素材を生かしたパスタソース うにクリーム」にしてみました。写真は仕上げにブラックペッパーをかけています。


濃厚なクリームに粒状のウニが入っていて、パスタによくからみます。少し塩分強めかもしれませんが、私は問題なく、ウニの風味もしっかりありました。ただ、普段の適当ランチに慣れているとパスタのゆで時間が少し長く、鍋を洗うのが面倒に感じたので、チンできる容器があると便利だなと感じました。「あえるだけのパスタソース うにクリーム」は2人前で290円なので、次はそちらも試してみようと思います。

●無印良品レトルトランチをやってみた感想



無印良品のレトルト食品を試してみて気づいたことはこちら。

・少し高い。でも外食やデリバリーに比べるとかなり安く(単品なら300円前後、スープをつけて350〜450円くらい)、気分転換ができる。
・家にある副菜や野菜を添えるとより、外食感が増す。
・商品レビューを読みすぎると惑わされるので気になったものは試す方がよい。
・味の好みはもちろん分かれるので、好きなものが見つかったらアレンジしていくのもよさそう。
・普段使っていないランチョンマットやカトラリーなどを使うとより、気分が変わる。

概ね大満足です。じつは、今回ご紹介したほかにも、カレーやパスタソース、冷麺などをゲットしたので、またときどき取り入れて、気分を変えたいと思っています。

無印良品のレトルト食品やフリーズドライスープは賞味期限が290日〜365日と長め。まとめ買いをすると少しおトクになるものも多いので、ストックしておくのにもよさそうでうす。

※価格はすべて税込みです。
※ここで紹介したアイテムは公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない場合や、販売終了している場合もあるのでご了承ください。

<撮影・文/ESSEonline編集部>