NEZASカップ決勝 栃木シティがPK戦の末制す
サッカー天皇杯への切符をかけたNEZASカップの決勝戦が9日、宇都宮市の県グリーンスタジアムで行われました。
去年は新型コロナウイルスの影響で中止となり2年ぶりに行われた決勝戦は、関東1部リーグの栃木シティFCと県の社会人1部のFC CASAという、前回と同じ顔ぶれとなりました。
試合は前半から栃木シティがサイドからの攻撃で崩しにかかり、一方のFC CASAはカウンターでゴールを狙う展開が続きます。
0対0で迎えた後半も両チームとも得点とならず延長戦に入ります。
すると延長前半6分、栃木シティが選手の負傷で1人少ない時間にFC CASAがCKからのこぼれ球を藤原が押し込みます。
対する栃木シティは延長後半開始早々、FKにヘッドで合わせた山下がサイドネットに突き刺し同点に追いつきます。
そして、勝負はPK戦へ。
天皇杯初出場を目指すFC CASAですが2人目の福田のシュートは途中出場の栃木シティのキーパーパクにはじかれます。
栃木シティは5人全員が決め、大会連続12回目の天皇杯への切符を手にしました。