サッカーでは試合中に起きるファールやオフサイドなどの判定を、フィールド上の審判がジャッジしますが、広大なフィールド上での判定は非常に難しいもの。そこで登場した審判のジャッジをサポートするためのツールが「ビデオアシスタントレフェリー(VAR)」です。2018年のロシアワールドカップでも使用され一般的になったVARですが、あまりに厳格にオフサイドなどの判定を下すため、一部の選手や関係者からは「サッカーを殺す」という意見もあります。そんなVARの厳し過ぎるオフサイド判定の数々をクイズ形式にしてしまったのが、「Offside or Not」です。いかにVARが厳格なオフサイド判定を下すかがわかります。

Offside or Not | Do you agree with VAR or not

https://offsideornot.com/



遊び方は簡単で、サイトにアクセスして「Start」をクリックすればOK。



すると以下のようにVARでオフサイド判定を下した瞬間の画像が表示されるので、オフサイドだと思ったら「Offside」を、オフサイドではないと思ったら「Not Offside」をクリックすればOK。なお、画像上部には判定が下された試合を戦ったチーム名と、試合の日時が記されています。



画像はこんな感じ。奥にいるえんじ色のユニフォームを着用した選手がパスを出す瞬間の画像なので、えんじ色のユニフォームが攻撃側。白色のユニフォームの背番号30番とほとんど同じ位置にいるように見えるため、オフサイドではないと判断したのですが……



これはVARによりオフサイドと判定されています。



他にも、選手が密集していて判断しづらいシーンや……



選手がアップになったもの……



斜めのアングルからの画像でオフサイド判定が難しいものなど、さまざまなVARシーンが集まっています。





なお、VARについてはリーグや国、人によって意見がバラバラで、その活用方法もリーグによって異なります。日本でもVARの導入に際し、日本サッカー協会(JFA)がVARについて解説するムービーを公開したり……

ビデオアシスタントレフェリー(VAR)について - YouTube

識者によるVAR対談を公開したりしています。

月刊JFATV 2020年2月号〜「VAR対談」日本サッカー協会審判員会 扇谷健司×岩政大樹がVARの導入について語る〜 - YouTube

また、スポーツ専門のライブストリーミングサービスであるDAZNでも、たびたびVARについて議論するコンテンツが公開されています。

【あなたはどう思う? 激論! VARのあれこれ】ゲストに桑原学さんを迎えて4人で大激論|番組未公開シーン|FOOTBALL FREAKS #70 - YouTube