Clubhouse
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音声SNSアプリClubhouseが、クリエイターへの支払いシステム「Payments」を開始しました。いわゆる投げ銭システムと言えるこの機能は、Clubhouseが手数料を取ることがないため、オーディエンスからのおひねりの中身は全てがクリエイターの懐に入ります。

発表文によると、このシステムはまず「小規模なテストグループ」を対象として開始したとのことで、記事執筆時点で誰もが使えるわけではないものの、すぐに大規模に「波及」するだろうとしています。

ファンがおひねりを投げるには、相手のプロフィールを選択して包む金額を選び、”Send Money”ボタンをタップするだけ。前述のとおりClubhouseは手数料を取ることはありませんが、決済サービス会社が少額のカード決済手数料を徴収します。なお、支払いには対応するクレジット/デビットカードの登録が必要です。

Clubhouseは少し前に”Clubhouse Creator First”プログラムを発表し、優秀なクリエイターがオーディエンスを獲得して収益化を可能とする手助けをするとしていました。このプログラムでは20人のクリエイターや意欲的なルームのホストを支援しています。

こうしたプログラムや投げ銭システムの提供は、雨後の竹の子の如くニョキニョキと顔を出しているClunhouseクローンへクリエイターを奪われないための防御策としても(模倣されるまでは)機能するでしょう。

ClubhouseはiOS版のみが提供中ですが、Android版の準備も進められています。

Source:Clubhouse