森保監督がモンゴル戦のスターティングメンバ―選考についての考えを明かした写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 3月29日、日本代表の森保一監督がモンゴル戦の前日会見に出席し、スターティングメンバ―の選考について考えを明かした。

 3−0の完封勝利を収めた日韓戦から中4日で迎えるモンゴル戦。指揮官は、「韓国戦という特別なゲームのあとの試合は、難しい試合になると思っている」としながらも、勝利するためには“チームの共通意識”が大切だと語った。

「韓国戦は親善試合ですが、モンゴル戦は確実にワールドカップ2次予選を突破できるように向かっている。対戦相手によって自分たちがモチベーションを与えられるのではなく、私たちが何に向かって戦いを続けているのか。どういう意義で戦っているのかを再確認して、もっと強くなって高い目標を持って向かう志が大切です」
 
 韓国戦では、90分を通し攻守に渡って盤石な試合運びを見せた。結果を示したメンバーでモンゴル戦に向かうのか、それとも新しい選手を使うのか。森保監督は「今日の練習を見ないと分かりませんが」としながらも、「韓国戦から大きく変えようとは思っていません」と口にした。

「もともと初めて集まったチームですし、韓国戦の成果と課題を共有してどうレベルアップしていけるかをモンゴル戦では考えていきたい。練習では皆全力で頑張ってくれているので、皆を使ってあげたいが今回は公式戦なので、チャレンジをもちろん忘れずにチームの軸を持っていきながら公式戦に向かいたいと思っています」

 カタール・ワールドカップ出場を懸けたアジア2次予選、モンゴル戦は明日30日の19時30分キックオフだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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