今月7日から13日までの直近1週間で県内の新型コロナウイルスの感染者は865人でした。

この1週間だけで、県内では6件のクラスターが確認されています。

この1週間は、8日に最多の150人、少ない日でも12日の82人と7日間のうち6日間、100人を超える感染者が確認されました。

県と宇都宮市が発表した直近一週間の感染者数は865人で、人口10万人あたりに換算すると44.72人となります。

政府の分科会が示す感染状況のステージのうち最も深刻な「ステージ4」に相当する25人を超えています。

クラスターが発生したのは、さくら市と下野市、足利市、芳賀町のいずれも高齢者施設のほか、佐野市の障がい者施設と宇都宮市の事業所です。

1週間で合わせて6件確認され、県内のクラスターは26件となりました。

県内の市町で、この1週間の感染者が最も多かったのは宇都宮市で345人の感染者が確認されています。

次に年代別で見ますと10歳未満から100歳以上まで幅広い世代で感染が確認されています。

中でも20代は154人、30代は133人、40代は141人、50代は130人と働く世代全てで100人を超えました。

直近1週間の陽性率は、これまでで最も高い13.9%となっています。