工事現場で土砂崩れ 作業員2人死亡 栃木・那須塩原
14日午後、那須塩原市の工事現場で男性作業員2人が崩れてきた土砂に巻き込まれ、およそ1時間後に救出されましたが死亡しました。
事故があったのは那須塩原市中内の東北自動車道にかかる陸橋「中ノ内南橋」の工事現場です。
14日午後3時ごろ「男性作業員2人が崩れてきた土砂に生き埋めになった」と工事関係者から消防に通報がありました。
土砂に巻き込まれた従業員は那須塩原市東小屋の村越 丈洋さん(25)と神奈川県横浜市の浅利 涼介さん(20)の2人で、およそ1時間後に意識不明の状態で救出されましたが搬送先の病院で死亡が確認されました。
2人は橋脚の耐震補強のため、たもとを数メートルほど掘った穴の中で掘削作業をしていたところ、側面を土留めしていた鉄板ごと崩れたということです。
事故当時8人ほどで作業にあたっていました。
警察で事故の詳しい原因を調べています。