新たに141人の感染 累計2,839人に 過去2番目の多さ
県と宇都宮市は13日、新たに141人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
県内で感染が確認されたのは累計で2839人となりました。
新たに感染が確認されたのは宇都宮市や鹿沼市など、10歳未満の未就学児から90代までの男女合わせて141人です。
このうち28人が、県内16例目、鹿沼病院でのクラスター関連の感染者です。
このクラスター関連の感染者は合わせて93人となりました。
宇都宮市は12日、抗原検査の結果「陽性」と判明した20代の男性が症状がなかったため、再度、PCR検査を実施したところ、「陰性」だったことがわかったということです。
このため、県内の感染者の累計は、1人減って2839人となりました。
県内の療養者数は1,346人で重症者は増えて19人です。
また現在、自宅待機の人が969人いる状態です。
近県の感染状況です。
埼玉県では392人が感染、7人の死亡が確認されました。茨城県では77人が感染、死亡が1人。群馬県では58人の感染が確認されました。
感染拡大を受け、市や町、企業の対応です。
下野市では、65歳以上の高齢者と基礎疾患がある人でPCR検査もしくは抗原検査を希望する人に助成を行います。
助成回数は1人当たり月1回で申し込みは今月15日からです。
また、下野市の高齢者施設でクラスターが発生したことを受け、市内の高齢者施設などに勤務する人を対象に抗原検査を市が費用を負担して実施するということです。
一方、宇都宮グランドホテルは、今月18日から来月28日まで、すべての飲食や宿泊業務を休止します。営業の再開は3月1日を予定しているということです。