県内では、新年の三が日で新型コロナウイルの感染が確認された人が合わせて184人に上りました。感染拡大が止まらないなか迎えた2021年の正月を振り返ります。

2021年のスタートは寒波に見舞われ、宇都宮でも最低気温が氷点下4.4度と冷え込みました。

年末「特定警戒」に引き上げられた県の警戒度。

県民には不要不急の外出の自粛が求められ、県内の神社や寺では人出は少なく静かな初詣に。

宇都宮市の二荒山神社でも分散しての参拝が呼びかけられ、今年の元日は目立った混雑はありませんでした。

境内では間隔を空けて並び、参拝客はマスク姿で手を合わせる。これまでとは様変わりした初詣となりました。

新春恒例の初売りも様変わり。百貨店やショッピングモールでは密を避けながら開店を待つ客が列をつくりました。

店側も福袋の発売日を分散させたり、予約制にするなど感染防止対策を徹底しました。

そして3日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止や延期が相次ぐ中、大田原市で一足先に成人式が開かれました。

新成人たちは一生に一度の行事が無事に開かれた喜びと新たな決意を胸に20歳の門出を迎えました。

今年は「丑年」。新型コロナウイルスに揺れた2020年より「も~」っと良い年になるように願いを込めて・・・。