森崎ウィン『TENET テネット』ノーラン監督とのタッグ熱望!「世界観に染まりたい」
映画『レディ・プレイヤー1』(2018)などで知られる俳優の森崎ウィンが6日、オンライン開催中の「東京コミコン2020」で行われた「ジェームズ・キャメロンのSF映画術」(ムービープラスにて毎週金曜23時30分〜ほか)放送記念トークショーに出席。次にタッグを組みたい監督として、『TENET テネット』のクリストファー・ノーラン監督の名前を挙げた。この日は映画評論家の松崎健夫、タレントの小林麗菜も登壇した。
「ジェームズ・キャメロンのSF映画術」は、『アバター』のジェームズ・キャメロン監督がホストを務める対談番組。スティーヴン・スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス監督、リドリー・スコット監督、クリストファー・ノーラン監督、ギレルモ・デル・トロ監督といったSF映画界の巨匠をゲストに迎え、インタビューを通してキャメロン監督が各々の創作論やインスピレーションの源を聞き出す。
森崎といえば、スピルバーグ監督と『レディ・プレイヤー1』でタッグを組んでいる。番組の第1話を鑑賞したという森崎は、「『E.T.』(1982)の撮影現場でスピルバーグ監督がキャストの横で細かく演技指導している様子が、『レディ・プレイヤー1』の時と全く同じなんですよ」と40年近く経っても変わらないスピルバーグ監督の演出術に驚きの様子を見せ、「それを実際に経験できたと思うと、言葉では上手く表せないほどの感謝がこみ上げきます」と感謝を述べた。
ハリウッド進出を果たした森崎は、次にタッグを組みたい監督として『ダークナイト』シリーズや『TENET テネット』のなどで知られる鬼才ノーラン監督の名前を挙げる。「ノーラン監督が脳内で考えているアイデアを直接聞いた時、自分がどれくらい理解できるのか。監督の世界に入った時の自分の姿を見てみたくて。世界観に染まってみたいですね」と難解なノーラン作品への参加を熱望した。
また、森崎は最近『流転の地球』『上海要塞』といった、中国発のSF映画を観て刺激を受けたという。「中国取材を担当している方から、『ハリウッドに引けを取らないSFがある』と紹介してもらいまして。画の鮮明さや迫力がすごくて、『アジアでここまでクオリティーの高いSF映画を製作できるんだ!』と勝手に誇りに思っています」と笑顔を浮かべていた。(編集部・倉本拓弥)