2位エヴェラウド(鹿島)とは9点差をつけ、得点ランクでダントツのオルンガ。写真:田中研治

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 12月1日、柏レイソルはアウェーでベガルタ仙台と対戦し、2-0で勝利を収めた。この試合で1ゴール・1アシストの活躍をみせたのが、得点王争いで独走中のオルンガだ。

 まずは21分、ハーフウェイラインでボールを受けると一気に持ち上がり、敵ディフェンスラインの合間を縫う絶妙なスルーパス。クリスティアーノの先制点をアシストする。

 さらに60分には、自ら追加点。CKから瀬川祐輔がニアで合わせたヘディングシュートがポストに当たりこぼれたところを、右足で難なく押し込んでみせた。これでオルンガは今季27試合出場で26点目。残り5試合で1998年に中山雅史(当時・ジュビロ磐田)が樹立したシーズン最多記録記録(36点)に、どこまで近付けるのかにも注目が集まる。

 そして試合後、勝利の立役者は、熱戦の一場面を切り取った写真をSNSにアップ。それは自身がゴールを奪い、古賀太陽と喜びを分かちあっている際のもので、その横にはヘディングシュートが惜しくも外れ、悔しそうに天を見上げる瀬川の姿がある。
 
 この1枚にケニア人ストライカーは、自身と古賀が長袖で手袋をしているのに対し、瀬川が半袖でプレーしていた点にも着目し、“写真で一言”。「太陽、瀬川を見てみろ!暖かい格好をするように言ったのに!」と日本語で、実にユーモアあふれる一言を放ってみせた。

 お茶目な大喜利にはファンも大興奮。次のようなコメントが数多く寄せられている。

「オルンガ、ギャグ線たか笑」
「サッカーセンスも笑いのセンスもあるなんて」
「いい写真にいいツッコミ」
「可愛さが大気圏突破した」
「ゴールも決めてアシストもして人柄もいい神さまじゃん」
「ゴールだけは飽き足らずにIPPONグランプリも狙ってる」
「おもしろすぎて朝からおなか痛い」
「万能ストライカーだな」
「チームの雰囲気めっちゃ良さそう!」

 昨季のJ2最終節では圧巻の8ゴールを奪ってみせたオルンガ。残りのシーズンもこのストライカーから目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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