三協フロンテア柏スタジアムでの柏対大分が延期となった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 Jリーグは11月7日、同14日に三協フロンテア柏スタジアムで行なわれるJ1リーグ27節・柏レイソル対大分トリニータの開催を中止することを発表した。柏側にて、新型コロナウイルス感染症の検査で複数名が陽性であることが確認された影響により、試合中止を決定した。代替開催日は未定。

 柏レイソルは、11月2日に選手ひとりがPCR検査で陽性反応を示し、翌3日に行なわれる予定だったベガルタ仙台戦が濃厚接触疑い者を試合開始まで特定できず、開催中止となった。同日にはネルシーニョ監督ほかスタッフ1名の陽性も判明し、さらに翌4日は選手2名、スタッフ8名の陽性が確認され、7日に開催予定だったルヴァンカップ決勝も中止が発表され、開催延期となっていた。その後、5日にスタッフ1名、6日も選手1名の陽性が確認され、これまでPCR検査で陽性判定を受けたのは選手4名、スタッフ11名となっていた。

 集団感染となった柏は現在チーム活動を中止し、依然再開の目途は立っていない状況だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部