先週末に敵地ドルトムントにて行われた『レヴィアダービー』では、たった1人のシャルケファンがユニフォームに身を包み選手たちを応援していたが、しかしながらホームで開催する明後日の試合では、1人のファンさえ足を踏み入れられない状況となってしまった。

 本来ならば、その”唯一のシャルケファン”デニスは、クラブからこの試合に向けて、恋人とともに招待を受けていたいたものの、地元当局は300人まで観戦可能とする一部入場の許可を取り消し。ここ1週間でのゲルゼンキルヒェンにおける感染率が限界値を大きく上回ったことを受けて、無観客開催を余儀なくされている。

 クラブ側の発表では、チケット代については「出来る限り早急に返金する」としており、「直前でのキャンセルという事態を、シャルケとしても非常に残念に思うと共に、ただ来場者の安全面を最優先に考慮していく」との考えを強調した。