前澤友作氏批判ではなかった?

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「ZOZO」創業者で実業家の前澤友作さんが、人気刑事ドラマ「相棒」に前澤さんへの批判が出てきたと聞いたとツイッターでその内容を尋ねて、様々な意見が書き込まれている。

前澤さんが話題にしたのは、テレビ朝日系で2020年10月21日夜に放送された「相棒 season19」のことだ。

「SNSで意味なく、1億円あげちゃうキャンペーンやってて」

この日の放送では、VR(仮想現実)の世界に作られた仮想国家「ネオ・ジパング」の中に警官銃撃事件の手がかりがあると見た刑事の杉下右京と冠城亘は、VR内で見つけた疑問点について、この国家を生んだIT長者の加西にぶつける。そんな中で、加西がVR内で行った数億円もの大金をプレゼントするという企画が話題になった。

「施しはご趣味ですか?」と水谷豊さん扮する右京が聞くと、石丸幹二さんが演じる加西は、「えっ」と驚いてみせた。そして、反町隆史さんが演じる亘がこう施しの内容を指摘する。

「ずいぶん前ですけど、SNSで意味なく、1億円あげちゃうキャンペーンやってて、参加した応募者の中から抽選で3名に本当に1億円プレゼントしたことあったでしょ?」

これに対し、加西は、「若気の至り。さほど若くもなかったけどね」と答え、さらに、亘が「他人に金品あげるのが趣味なのかと」と聞くと、加西は、「さあ、どうなんだろうね」と言って席を立つ。その後、2人が不快な思いをさせたらお詫びしたいと加西に話しかけ、さらに追及するうちに、施しは趣味というより相手を操ることだと気づいて...といったストーリーだ。

前澤さんは、ドラマを見なかったがネット上の反応に気づいたといった様子で、21日深夜にツイッターでこうつぶやいた。

前澤氏とタイプが違うとして、批判ではないとの声多く

相棒ってドラマですか?明らかな前澤批判とのことですが、、、どんな内容でした?フィクションですよね?観た方いたら教えてください」

これに対し、ツイッター上では、様々な声が寄せられたが、前澤さんが手がけるお金配り企画の影響もあってか、前澤氏の批判だったとする意見は少数だった。

「お金積んで人殺しさせる嫌な奴だったので全く違いましたよ」「全然批判してません」「前澤氏に結びつけることは、さすがに筋違いだ」などの声が寄せられている。中には、「前澤社長の反応を見て視聴率あげようとしているんでしょうか?」とドラマがうまく仕組んだとみる向きもあった。

ドラマの内容について、前澤さんへの報告が相次いだらしい。最初のツイートの10分後には、前澤さんは、「面白そうですね!今度観てみようっと」と漏らしていた。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)