ビールカテゴリーで糖質ゼロを実現、「糖質ゼロ」「キリン一番搾り 糖質ゼロ」を発売へ

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キリンビール株式会社(社長 布施孝之)は、「一番搾り」ブランドから「キリン一番搾り 糖質ゼロ」を2020年10月6日(火)より発売する。本商品は、国内で初めて、ビールカテゴリーで糖質ゼロを実現した商品だ。

■ビールの新たな魅力を広げていく
ビールカテゴリーを取り巻く環境は、今年大きく変化する。10月の酒税改正では、350ml缶1本当たり約7円減税されることで、客はよりビールを購入しやすくなり、販売数量の中長期的な伸長が期待される。

また経年的な「健康志向」の高まりが、新型コロナウイルス感染拡大によってさらに加速し、これまで堅調に推移してきた同社の糖質オフ・ゼロ系ビール類の販売数量も、1〜7月で前年比約5%増と伸長している。同社調べでは、酒類飲用者の約8割が「健康」を気にしており、ビールユーザーの糖質オフ・ゼロニーズも高まるものと考えられる。

今回発売する「キリン一番搾り 糖質ゼロ」は、「一番搾り製法」による“雑味のない澄んだ麦のうまみ“と、約5年の歳月をかけて350回以上の試験醸造を重ね、キリンビールの技術力を結集させることで、国内で初めてビールカテゴリーで「糖質ゼロ」を実現した。

客がビールカテゴリーに期待する「おいしさ」「糖質ゼロ」を実現することで、既存のビールユーザーに加え、健康志向の高い客への期待にも応え、ビールの新たな魅力を広げていくとしている。

『当社は、フラッグシップブランドである「キリン一番搾り生ビール(以下「一番搾り」)」を通して、お客様がビールカテゴリーに最も期待する「おいしさ」という価値を提供し、缶商品の販売数量は3年連続で前年増を達成しました。今回、酒税改正を機会に、おいしい「一番搾り」ブランドから新たな価値を提案することで、ブランドのさらなる成長を目指します。』

■技術開発担当〜「キリン一番搾り 糖質ゼロ」は、パパ友との会話から生まれた〜
キリンホールディングス株式会社 飲料未来研究所 廣政あい子さん
『「キリン一番搾り 糖質ゼロ」の開発は、育児休業中にママ友・パパ友とお花見をしているときに、パパ友が言った「ビールが好きなんだけど、体型も気になるから、(ビールは)最初の一杯だけ。」という言葉がきっかけです。その言葉を聞いて、ビール好きな人がもっと気兼ねなく飲めるおいしいビールをつくりたいと考えるようになりました。

育児休業が明けて、「ビールの原材料だけで、糖質を限りなくゼロにする技術開発に取り組みたい」と社内プレゼンを行いました。プロジェクトがスタートしたのは、5年前の2015年春のことでしたが、かつてない「ビールで糖質ゼロ」を目指したこの取り組みは、社内でも極秘プロジェクトとして扱われました。

そして5年間、キリンビールの培ってきた技術を用いて、さまざまな角度から「おいしさ」「糖質ゼロ」を両立するビールへのアプローチを重ね、350回に及ぶ試験醸造の結果、「キリン一番搾り 糖質ゼロ」が誕生しました。

10月からはビールにかかる酒税が減税されます。「糖質ゼロビール」がないからビールを飲まなくなったという皆さんには、この機会にぜひお試しいただきたいです。「キリン一番搾り 糖質ゼロ」、ぜひご期待ください。』

「キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。」


キリンホールディングス株式会社 飲料未来研究所 廣政あい子さん
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