オリ山本由伸に米熱視線! 今季初黒星にも評価変わらず「素晴らしい投球」
「ピッチング・ニンジャ」も「美しいカーブボールとヤバすぎるスプリット」と絶賛
■ソフトバンク 3-2 オリックス(19日・京セラドーム)
オリックスの山本由伸投手にアメリカからも熱視線が注がれている。19日に京セラドームで行われたソフトバンク戦で6回まで1安打無四球9奪三振と圧巻の投球。7回に3点を失って今季初黒星を喫したが、その投球に米メディアがすぐさま反応している。
6回までは毎イニング三振を奪い、わずか62球で1安打無四球9奪三振。しかし6回無死二塁から柳田に適時二塁打を許すと、続く中村に今季初被弾となる2ランを許して3点を失った。それでも後続を打ち取りこの回を投げ切った。
この投球に、米野球分析専門サイト「ベースボール・プロスペクタス」のルーカス・アポスロレリス記者が自身のツイッターで反応。「今日の登板でヨシノブ・ヤマモトは勝利を手にすることはできなかったが、それでも再び素晴らしい投球だった。7回を投げ9奪三振、無四球」と、今季初黒星でも変わらない高評価を伝えている。
これまでにも「ピッチング・ニンジャ」の愛称でSNS上で様々な投手を分析、現役メジャーリーガーや米メディアからも多数フォローされている名物セレブのロブ・フリードマン氏が投球動画を紹介するなど、アメリカでも注目を浴びていた。完投勝利を収めた12日の日本ハム戦での多彩な変化球を同氏は「ヨシノブ・ヤマモトの79マイルの美しい“12-6”カーブボールとヤバすぎる89マイルのスプリット」と絶賛している。
プロ4年目21歳の山本。大卒でのプロ入りが主流のMLBでは今年のドラフトで同世代の選手たちも指名されている。そんな中、一足先にプロで結果を残している右腕は、ますます注目を集める存在になりそうだ。(Full-Count編集部)