日本代表を引っ張ってきた本田 photo/Getty Images

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これは意見が分かれるランキングだろうか。中南米のメディア『bolavip』が紹介した「21世紀のアジア・ベストプレイヤーTOP30」なるランキングが非常に興味深い。

日本人選手も複数ランクインしているのだが、その人数は半分近い13人に達する。

30位:小野伸二

29位:武藤嘉紀

22位:中村俊輔

16位:松井大輔

14位:長谷部誠

11位:内田篤人

10位:吉田麻也

8位:中田英寿

6位:岡崎慎司

5位:香川真司

4位:長友佑都

3位:遠藤保仁

1位:本田圭佑

入ったのはこの13人だが、フランスのル・マンでも活躍したアジアを代表するドリブラー・松井大輔を選出しているところも渋い。3位の遠藤についても、「彼を日本代表史上最高のプレイヤーと考える者もいる」と触れるなど、見ているところはなかなかに興味深い。

さらにフランクフルトで活躍する長谷部を「ブンデスリーガ最高のDFの1人」、シャルケで活躍した内田についてはピッチ外での人気も高いことから「日本のデイビッド・ベッカム」と表現している。

そして何と言っても1位に選ばれた本田だ。中田や中村俊輔、さらにトッテナムで活躍する韓国代表FWソン・フンミン(2位)を抑えてのNo.1で、同メディアからの評価は極めて高い。

「キャリアのほとんどで本田は常にピッチで最大のエンターテイナーだった。ユーティリティ性、強さ、ダイナミックさなど、彼は究極の攻撃的MFであり、偽9番や両方のサイドでもプレイ可能だ。キャリアが上手くいけば、彼はレアル・マドリードのような欧州ビッグクラブにも容易に行けただろう」

本田は以前からレアルで10番を背負うことを夢と語っていたが、上手くいけばそれも可能だったとの考えなのだろうか。本田のキャリアでは常に2010年の冬に決断したロシア・CSKAモスクワ移籍が1つの議論となり、あそこで違う判断をしていればとの声もある。

結局ロシアを離れるのに4年近くかかってしまったが、2010年の判断次第でもっと早く欧州ビッグクラブに行けたかもしれない。

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