WHO、台湾を「中国台湾」と呼称 外交部「強く抗議」

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(台北中央社)世界保健機関(WHO)の法律顧問、デレク・ウォルトン氏は6日の記者会見で台湾WHO総会参加問題について答える際、台湾を「中国台湾」(Taiwan, China)と呼称した。外交部は7日、これに対し、「強く抗議する」と表明し、WHO事務局に対し、中国の無理な要求に屈従するのではなく専門的で中立な立場を守るべきだと訴えた。

ウォルトン氏は記者会見で、台湾の参加問題に関する質問にテドロス事務局長に代わって回答し、台湾を「中国台湾」と呼んだ上で、台湾の参加可否は「194の加盟国が決めることだ」と述べた。

(陳韻聿/編集:名切千絵)