志村けん

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 25日にお笑いタレントの志村けんの新型コロナウイルス感染が発表され、芸能界に衝撃が走っている。志村の病状を心配する声が多く上がっているのはもちろん、共演者の感染を案ずる声なども聞かれているが、そんな中、志村の新型コロナウイルス感染に端を発する炎上が起きているという。

 志村とバラエティ番組『志村でナイト』(フジテレビ系)で共演しているタレントの足立梨花は、濃厚接触を心配する声が聞かれる中、同日にツイッターを更新。具体的に志村の名前などは出さなかったものの、「ええっと、、、とりあえず。1カ月以上会ってませんので大丈夫です」と潜伏期間中に接触していないことを説明した。

 しかし、この文面について、「お世話になった人が危ない状態なのに『とりあえず』って…」「志村を心配する一言くらい付けられないの?」「主語がないのとカケラも心配してなさそうなところが感じ悪すぎる」という批判が殺到し、炎上。足立はこれに「みんなが私を気にしてくれてたからの報告なんです」「毎日いろんな方と仕事している私は人と接触する機会も多い、安全第一でこれ以上コロナを広げないようにしないといけないんです。いろんな方が危機感を持つべきなんです」と反論していたものの、「論点がズレてる」「言葉の使い方が悪いってことなんだけど」というさらなるバッシングを招いていた。

 さらに、26日放送の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)では、志村のことを報じるニュースの冒頭、ナレーションとテロップで「『だいじょうぶだぁ』ではなかった……」とイジるような文面を出し、「不謹慎にもほどがある」「失礼過ぎない?」という困惑の声を呼んでいた。

 また、Vチューバーの「月ノ美兎」は、歌手の研ナオコが25日にツイッターで志村に宛てた「けんちゃん、早く治してまたバカ殿一緒にやりましょう」というメッセージをリツイートし、「親権が研ナオコに移った瞬間であった」とツイート。これは、同じVチューバーグループ・にじさんじの「剣持刀也」について、月ノがたびたび“剣持の母親ヅラをする”というネタから来ているツイートで、「けんちゃん」を「剣持」に例え、親権が自身から研ナオコに移ったとするものだったが、「ふざけてるような状況じゃない」「ネタにしていいようなツイートではない」といった批判が殺到。月ノはその後ツイートを削除し、「『けんちゃん』がパッと見でなんのことかよく分からずに反応してしまったんですけど、よくよく考えたら良くなかったです、申し訳ない…」と謝罪したものの、いまだ苦言が集まっている。

 志村については、主演映画の出演辞退が決まるなどしているが、ネット上には思わぬ余波が広がっているようだ――。

記事内の引用について
足立梨花公式ツイッターより https://twitter.com/adacchee
研ナオコ公式ツイッターより https://twitter.com/naokoken77
月ノ美兎公式ツイッターより https://twitter.com/MitoTsukino