元ブラジル代表FWジョー【写真:Noriko NAGANO】

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名古屋FWジョーが新型コロナ拡大状況について持論展開、「日本はすごく清潔な国」

 新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るうなか、J1名古屋グランパスに所属する元ブラジル代表FWジョーが日本の現状に触れ、一部の国よりも感染拡大が緩やかな理由について持論を展開し、「すごく清潔な国」と日本を称賛している。

 米スポーツ専門局「ESPN」ブラジル版が伝えた。

 各国で新型コロナウイルスの感染が拡大しており、リアルタイムで「感染マップ」を更新している米ジョンズ・ホプキンス大学の感染者数データ(19日午後8時30分)によれば、発生源の中国が1位の8万1154人、イタリアが2位の3万5713 人、イランが3位の1万8407人、スペインが4位の1万5014 人、ドイツが5位の1万3093人。当初上位だった日本だが、現在は17位の924人と感染拡大を抑えつつある。

 名古屋で在籍3シーズン目を迎える点取り屋のジョーは、「家を出る時はいつでも衛生管理に気を配っている。いつも手を洗わないといけない」と細心の注意を払っていると明かす。その一方、日本の現状について「この時期は感染力のあるインフルエンザもあるし、新型コロナウイルスの前から日本人は1年中マスクをして道を歩いているよ」と口にしている。

 3月上旬は感染爆発が懸念された日本だが、その間にイタリアなどで感染者が見る見る増加。比較的に緩やかに感染者数が推移している日本について、名古屋のストライカーは「日本はすごく清潔な国。おそらく、それが他の場所ほど状況が悪くない理由だ」と私見を述べている。

 移籍1年目の2018年はリーグ戦32試合24ゴールでJ1得点王に輝いたジョー。昨季は右足首靭帯損傷などの負傷もあり不完全燃焼に終わったが、今季は心機一転の爆発を誓う。一時中断されているJリーグの再開後、ブラジル人FWがサッカー界を盛り上げてくれるはずだ。(Football ZONE web編集部)