今年から戦いの舞台をアメリカへ移した久保裕也 photo/Getty Images

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MLSのシンシナティに所属するFW久保裕也が、アメリカの地で新たな一歩を踏み出した。

シンシナティは8日に行われたMLS第2節で、アトランタ・ユナイテッドとアウェイで対戦した。今年1月に同クラブへ加入した久保は、開幕節に続いて2試合連続のスタメン出場を果たすと、2点ビハインドで迎えた64分、ペナルティエリア左手前から右足一閃。相手GKが一歩も動けない強烈な無回転ミドルシュートを、ゴール右に突き刺したのだ。ただ久保の反撃も叶わず試合はこのまま終了し、シンシナティは1-2でアトランタに敗れ、2連敗を喫している。

移籍後初ゴールを記録し、存在感を放った久保は試合後のインタビューで「まずは最初のシーズン、最初のゴールが取れたのは良かったですけど、もっとチームに貢献できるように、アシストとかゴールとかをしていきたいです。(ゴールは)すごい気持ちよかったですけど、2-1で負けていたんですぐに切り替えて次のゴールを狙いに行きました。(開幕節に比べてチームは)かなり良くなりました。ディフェンスのところとかは特に、失点はしましたけど全体的にやりたいことがやれたので、先週よりは良くなっていると思います」と振り返っている。

現在、日本サッカー界で久保といえば、マジョルカでプレイする“建英”が注目されがちだが、“裕也”の方も決して忘れてはならない。まだ26歳と若く、今後のさらなる成長が期待されており、近年盛り上がりを見せているMLSで今季どんな活躍を見せるか注目だ。



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