ジョコビッチの妻が夫に同行しない理由「私らしくいたい」

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ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の妻エレナさんが、夫とともにツアーを回る生活の陰の部分について語った。豪スポーツメディアYahoo Sport Australiaが伝えている。

今年1月、エレナさんはメルボルンに同行しなかった。夫ジョコビッチが「全豪オープン」8回目の優勝を飾った瞬間は、現地の会場ではなく、セルビアで5歳と2歳の2人の子供と見守ったという。彼女は昨年の「ウィンブルドン」決勝にも姿を見せず、オーストラリアにはここ何年も足を運んでいない。


Vesti-Onlineのインタビューで、脚光を浴びる生活の暗い側面、そして最近人前に出ることを避けている理由について、エレナさんは以下のように語った。


「最初は、難しいと感じながらもあまり心配していませんでした。他の著名人の方々を見ても、ある程度注目されてしまうのは仕方ないと感じていました。でも時間が経つにつれてプライバシーがなくなり、好きなことを好きな時にすることもできなくなってしまいました。私は世間の期待は気にせずに、私は私らしく、ノバクはノバクらしくいられるように努力しています」


また、エレナさんは自分の外見について批評されることにうんざりしていることも話した。「(自分らしさを貫こうとすることが)おそらく私が“なぜ化粧をしないのか”“なぜいつもヒールを履かないのか”と批判される理由だと思います。でも、決めたんです。自分が好きな自分の姿と、世間の人たちが見たい私の姿だったら、私は自分をがっかりさせない方を選びます」


「テクノロジーとSNSの発達のおかげで、著名人の生活は24時間見られるものになってしまいました。有名なアスリートの妻として、タブロイド紙の標的になることは分かっています。だから、私について彼らが書く材料を与えないようにしているのです」


テニスデイリー編集部)


※写真は2019年モナコでのジョコビッチ夫妻
(Photo by Alexander Hassenstein/Getty Images for Laureus)