イ・スンヒョン被告(資料写真)=(聯合ニュース)

写真拡大

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地検は30日、常習賭博などの罪で、人気グループBIGBANG(ビッグバン)の元メンバー、イ・スンヒョン(引退前の芸名V.I)容疑者(29)を在宅起訴した。

 イ被告は2015年9月から16年1月にかけ海外の投資家に性的な接待をあっせんした罪(性売買処罰法違反)に問われている。

 また、ソウル・江南にある飲食店のブランド使用料などの名目で、自身が社内取締役を務めていたクラブ「バーニングサン」の資金約5億2800万ウォン(現在のレートで約5000万円)を横領したほか、弁護士費用の名目で飲食店の資金約2200万ウォンなどを横領した。

 13年12月から約3年半にわたり、米ラスベガスのホテルのカジノで巨額のギャンブルを何度も行ったとされ、BIGBANGが所属する大手芸能事務所YGエンターテインメントの創業者で代表プロデューサーだった梁鉉錫(ヤン・ヒョンソク)氏も一緒だった。ギャンブルに使った金額は10億ウォンを超えるとされる。梁氏と共に米国でギャンブルの資金をドルで借り入れる際、事前に申告をしなかったとして外国為替取引法違反の罪にも問われた。