桐生祥秀変えた年上敏腕妻 英語堪能でフードマイスター資格も

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寒さが本格的になってきた日の昼下がり、都内のマンションに帰宅してきたのは陸上の桐生祥秀選手(24)。スポーツウエア姿で、背中には大きなリュックが。トレーニングの調子は良好のようで、同行していたスタッフと笑顔で会話を弾ませていた――。

桐生といえばリオで4×100mリレー銀メダルに輝き、陸上男子100mでは日本人初の9秒台をたたき出した選手。東京五輪代表、そしてメダルに最も近い日本人選手の1人といわれている。

そんな彼だが、元日に自身のYouTubeチャンネルにスーツ姿で登場して結婚を報告。突然の発表で、ファンを大いに驚かせた。気になる妻は一般人だというが、桐生の知人はこう語る。

「彼女のほうが3歳年上で、大手企業で働いている社会人です。奥さんのお父さんが世界中を転々として働く人で、彼女もいろんな国で生活した経験があるそうです。おかげで、桐生選手より英語がペラペラなんです。それに、アスリートフードマイスターの資格も持っています。桐生選手は野菜が大の苦手ですが、彼女ならおいしく料理してスポーツに必要な栄養面も補ってくれると思います。桐生選手はこれからさらに世界中で活躍するでしょうから、桐生家でも『語学面でも食事面でも支えてくれる姉さん女房で安心』と絶賛されています」

そんなしっかり者の妻の存在が、桐生の心構えも変えたようだ。

「桐生選手はお金に無頓着なタイプで、これまで独身貴族生活を謳歌していました。実際、住んでいた都内マンションも単身者用で家賃40万円ほどする高級住宅です。しかし結婚することで、そんな生活も改めることに。先日も『家族ができたら養っていかなあかん。今までみたいに、自由にはお金を使ってられへん』と言っていました」(スポーツ関係者)

YouTubeの動画でも、桐生は「収入の面でも頑張ろうという思いが増えた。競技では日本選手権で優勝し、東京オリンピックでもしっかりメダルを狙いたい」と覚悟を語っている。

心強い凄腕妻に支えられた桐生。世界最速を目指して、2人で駆け抜けていくことになりそうだ。

「女性自身」2020年1月28日号 掲載