活弁上映も!武蔵野館で喜劇映画特集 チャップリン、クレイジーキャッツ…
1月4日より武蔵野館、シネマカリテで喜劇映画の特集上映が実施される。「世界の三大喜劇王」と言われるチャールズ・チャップリン、バスター・キートン、ハロルド・ロイドの往年の名画のほか、クレイジー・キャッツなど洋邦織り交ぜたユニークなラインナップとなっている。
本特集は、2020年6月に開館100周年を迎える武蔵野館が毎月テーマに合わせた記念上映として企画されたもの。1月は「笑う門には福来たる!」をテーマに、喜劇映画の特集が組まれる。
周防正行監督の『カツベン!』(上映中)でも、無声映画の上映中に内容を解説する「活動弁士」が話題を呼んでいるが、本特集ではその活弁上映も実施。1月4日の「ロイド・キートン・チャップリン三大喜劇王3作品」、12日の「ロイド・キートン・チャップリン・ローレル&ハーディ四大喜劇王4作品」で観られる。
そのほか、クレージーキャッツの『ニッポン無責任時代』や周防正行監督、本木雅弘主演の『ファンシイダンス』、深作欣二監督の『蒲田行進曲』、チャン・ツィイーとオダギリジョーの共演で話題を呼んだ鈴木清順監督のミュージカル『オペレッタ狸御殿』など邦画も充実。(編集部・石井百合子)
<武蔵野館>
1月4日:【活弁上映】ロイド・キートン・チャップリン三大喜劇王3作品上映<ブルーレイ上映>※弁士:澤登翠『ロイドの要心無用』『チャップリンの放浪者』『キートンの警官騒動』
1月5・6日:『蒲田行進曲』<35mmフィルム上映>
1月7・8日:『ニッポン無責任時代』<35mmフィルム上映>
1月9・10日:『ファンシイダンス』<35mmフィルム上映>
<シネマカリテ>
1月11・13日:『サラリーマンどんと節 気楽な稼業と来たもんだ』<35mmフィルム上映>
1月12日:【活弁上映】ロイド・キートン・チャップリン・ローレル&ハーディ四大喜劇王4作品上映※弁士:澤登翠『キートンのセブン・チャンス』『チャップリンの番頭』『ロイドのコック』『ローレル&ハーディの山羊の失恋』<ブルーレイ上映>
1月14・15日:『オペレッタ狸御殿』<35mmフィルム上映>
1月16・17日:『トッツィー』<ブルーレイ上映>