スマホのキャッシュレス決済を簡単に利用する! ATMチャージを使えば面倒な設定なし
世間を賑わすキャッシュレス。
筆者の周りでも、主に親世代や祖父母世代から「キャッシュレス決済のやり方を知りたい」と相談されることが増えている。
キャッシュレス決済は、
・お財布(現金)を持ち歩かなくていい
・ポイントや割引が受けられる
これらのメリットが挙げられる。
キャッシュレス決済=スマートフォンを利用した決済と思い込んでいる人も多いように感じるが
・クレジットカード
・Suicaなどの電子マネー
すでに使われている、こちらもキャッシュレス決済に含まれる。
しかし現在の流行として意識されているキャッシュレス決済は、スマートフォンを利用したQRコードなどによる電子決済なのは間違いない。
これらを利用するにはスマートフォンでの設定や操作が必要になるため、
・スマートフォンの操作や機能、知識に明るくない人
・インターネットの利用や知識に明るくない人
こうした人にとっては、どうしてもハードルが高く感じられるようだ。
そこで、筆者なりに
「何が難しいと感じさせているのか」
そして
「簡単に利用できる方法」
この点について考えてみた。
○スマートフォンでのキャッシュレス決済を難しいと感じさせる理由
スマートフォンでキャッシュレス決済サービスを利用するためには「アプリ」のインストールが必要となる。
アプリのインストール自体は、利用したいキャッシュレス決済サービス名で検索をすれば簡単だ。
しかし、決済サービスはアプリを入れただけでは利用できない。
簡単な会員登録が必要で、氏名や生年月日、パスワードの設定が必要になる。
ここまでは有料アプリやネット通販などでも必要なので、経験があり自分でできるという人もいれば、家族や友人が手伝ってくれるので、できるという人も多いだろう。
実際に筆者も日常的に利用しているいくつかの店がキャッシュレス決済に対応したことで、店を利用する高齢者の方のスマートフォンにキャッシュレス決済アプリの設定を手伝ったことがある。
ここまでは、割と多くの人がスムーズにできていると思う。
問題はこの会員登録の先にある「銀行との連携」や「クレジットカードの登録」だ。
ここで、つまづく人が実に多いのだ。
キャッシュレス決済サービスは
・事前に入金
・登録した口座やクレジットカードから引き落とし
このような仕組みで支払われる。
このため、銀行やクレジットカードを登録する必要があるのだ。
銀行の場合、オンラインバンキングを利用している人は登録に必要なIDやパスワードを取得済みだが、オンラインバンキングを利用していない人は、登録に必要なIDやパスワードをもっていないケースもある。また、クレジットカードも保有していない人もいる。
こうした人は、支払い元となる銀行やクレジットカードの登録ができないことになる。
つまり
「アプリは入れたけど使えない」
状況に陥ってしまうのだ。
○電子マネーはコンビニATMでチャージができる
前述のように銀行やクレジットカードの登録ができない場合において、利用したいのがコンビニのATMだ。
PayPayなど一部のキャッシュレス決済では、コンビニATMを利用したチャージが可能なのだ。
アプリとATMの両方を操作するという点では、スマートフォンの操作に明るくない人には少し難しいかもしれないが、複雑なIDやパスワードの入力を求められるよりは、簡単にキャッシュレス決済で使う電子マネーを、アプリにチャージできる。
電子マネーをATMでチャージさえできれば、その後の使い方は、現在利用しているSuicaやnanacoと同じように使えばよい。
このように買物前に
「ATMで電子マネーをアプリにチャージしておけば使える」
そう伝えると、筆者の周囲でもキャッシュレス決済に対して不安を感じていた人たちも
「それならば」と使い始めるケースが多かった。
事前チャージでの支払いでも、ポイント還元が低くならないという点も使い始めるきっかけになっているようだ。
キャッシュレス決済に興味を持っている人がいて、
銀行口座やクレジットカードの登録や設定が「面倒だから、怖いから」という理由で悩んでいたら、
・銀行口座との連携が不要
・クレジットカードの必要もない
・コンビニATMでチャージができる
この方法を説明、教えてあげると喜ばれるだろう。
執筆 迎 悟
筆者の周りでも、主に親世代や祖父母世代から「キャッシュレス決済のやり方を知りたい」と相談されることが増えている。
キャッシュレス決済は、
・お財布(現金)を持ち歩かなくていい
・ポイントや割引が受けられる
これらのメリットが挙げられる。
キャッシュレス決済=スマートフォンを利用した決済と思い込んでいる人も多いように感じるが
・クレジットカード
・Suicaなどの電子マネー
すでに使われている、こちらもキャッシュレス決済に含まれる。
しかし現在の流行として意識されているキャッシュレス決済は、スマートフォンを利用したQRコードなどによる電子決済なのは間違いない。
これらを利用するにはスマートフォンでの設定や操作が必要になるため、
・スマートフォンの操作や機能、知識に明るくない人
・インターネットの利用や知識に明るくない人
こうした人にとっては、どうしてもハードルが高く感じられるようだ。
そこで、筆者なりに
「何が難しいと感じさせているのか」
そして
「簡単に利用できる方法」
この点について考えてみた。
○スマートフォンでのキャッシュレス決済を難しいと感じさせる理由
スマートフォンでキャッシュレス決済サービスを利用するためには「アプリ」のインストールが必要となる。
アプリのインストール自体は、利用したいキャッシュレス決済サービス名で検索をすれば簡単だ。
しかし、決済サービスはアプリを入れただけでは利用できない。
簡単な会員登録が必要で、氏名や生年月日、パスワードの設定が必要になる。
ここまでは有料アプリやネット通販などでも必要なので、経験があり自分でできるという人もいれば、家族や友人が手伝ってくれるので、できるという人も多いだろう。
実際に筆者も日常的に利用しているいくつかの店がキャッシュレス決済に対応したことで、店を利用する高齢者の方のスマートフォンにキャッシュレス決済アプリの設定を手伝ったことがある。
ここまでは、割と多くの人がスムーズにできていると思う。
問題はこの会員登録の先にある「銀行との連携」や「クレジットカードの登録」だ。
ここで、つまづく人が実に多いのだ。
キャッシュレス決済サービスは
・事前に入金
・登録した口座やクレジットカードから引き落とし
このような仕組みで支払われる。
このため、銀行やクレジットカードを登録する必要があるのだ。
銀行の場合、オンラインバンキングを利用している人は登録に必要なIDやパスワードを取得済みだが、オンラインバンキングを利用していない人は、登録に必要なIDやパスワードをもっていないケースもある。また、クレジットカードも保有していない人もいる。
こうした人は、支払い元となる銀行やクレジットカードの登録ができないことになる。
つまり
「アプリは入れたけど使えない」
状況に陥ってしまうのだ。
○電子マネーはコンビニATMでチャージができる
前述のように銀行やクレジットカードの登録ができない場合において、利用したいのがコンビニのATMだ。
PayPayなど一部のキャッシュレス決済では、コンビニATMを利用したチャージが可能なのだ。
アプリとATMの両方を操作するという点では、スマートフォンの操作に明るくない人には少し難しいかもしれないが、複雑なIDやパスワードの入力を求められるよりは、簡単にキャッシュレス決済で使う電子マネーを、アプリにチャージできる。
電子マネーをATMでチャージさえできれば、その後の使い方は、現在利用しているSuicaやnanacoと同じように使えばよい。
このように買物前に
「ATMで電子マネーをアプリにチャージしておけば使える」
そう伝えると、筆者の周囲でもキャッシュレス決済に対して不安を感じていた人たちも
「それならば」と使い始めるケースが多かった。
事前チャージでの支払いでも、ポイント還元が低くならないという点も使い始めるきっかけになっているようだ。
キャッシュレス決済に興味を持っている人がいて、
銀行口座やクレジットカードの登録や設定が「面倒だから、怖いから」という理由で悩んでいたら、
・銀行口座との連携が不要
・クレジットカードの必要もない
・コンビニATMでチャージができる
この方法を説明、教えてあげると喜ばれるだろう。
執筆 迎 悟