(左から)オードリー・若林正恭、壇蜜、メイプル超合金・安藤なつ

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 11月22日の“いい夫婦の日”、続々と芸能人の入籍が報じられた。

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 メイプル超合金の安藤なつは、介護職として働く一般男性と結婚。ブログに掲載された写真には安藤と一緒に結婚相手も写っている。顔にはモザイクがかかっているが、イケメン風。大きな身体で体重も100キロを超える安藤だが、実はモテ女という一面が。

「下積み時代に安藤は千原せいじさんが経営するバーで働いていたんです。話を引き出すのもうまいし、返しも面白い。人気者でイケメン男性と付き合っていたこともありました」(スポーツ紙記者)

結婚発表ラッシュ!!

 安藤の人柄とその大きな身体に包まれた、温かい家庭を築いてほしい。

「どうなっているんだよ!!」

 と驚きの声をあげたのはオードリーの春日俊彰。11月23日の深夜、生放送のラジオで相方の若林正恭が結婚を発表したからだ。交際3か月のスピード婚。お相手は15歳年下で、看護師の一般女性。

「売れはじめた当初は“オードリーの春日じゃないほう”と言われたりと、自身のキャラを確立するまでかなりの苦労はあったと思います。父親には芸人を目指すことを反対され、勘当を言い渡されたことも。その後、関係は修復したようですが、数年前に他界されました。母親も最近は体調を崩しているようで、それもあって結婚に踏み切ったのかもしれませんね。本当は両親がそろっているときに報告したかったと思いますが」(芸能プロ)

 父親の影響を受け、高校時代はアメフト部でランニングバックとして活躍していた若林。今度は妻を抱えて走路を切り開け。

 芸能人と一般人の結婚報告が相次ぐなか、壇蜜が結婚した相手は漫画家の清野とおる。漫画『東京都北区赤羽』などで知られる。

 清野と長年の付き合いがあるという出版関係者は、

「繊細な人で、どうせ僕なんて……という少し卑屈な感じはあります。 “かつてキラキラしていた人たちが、今はあまり成功していないのをネットで見てほくそ笑む”と話していました。漫画もそんなテイストですから、自分がそのようなキャラだと理解したうえで演出もしているという感じはありますね」

 と、その印象について語る。

清野とおるさんの母親を直撃

 壇蜜との結婚発表後には、赤羽第一商店街に《壇蜜さん、清野とおるさん、ご結婚おめでとうございます》と横断幕がかかげられるほど、街の知名度上昇に大きく貢献し、愛される漫画家となった清野だが、不遇の時代もあった。

「もともとフィクションのギャグ漫画を描いていたのですが、連載が2作続けて打ち切られたこともあります。マンガ誌の編集部に持ち込みをしても、雑に扱われていたこともあり、今でも編集者に対しては根深い不信感を持っています」(出版関係者)

 転機となったのは、ネット漫画だった。

「清野さんが始めたときは、ネット漫画に大手は参入しておらず、一般的ではなかった。業界では“ネット島流し”などと言われていました。しかし、そこで人気が出てきた。ネット漫画の黎明(れいめい)期を牽引(けんいん)した人だと思いますが、本人は“そんなことないですよ”と謙遜しています」(同)

 すでに清野の両親には壇蜜と一緒に結婚の報告をすませたそう。清野の実家で、仕事から帰ってきた母親に話を聞いた。

──結婚おめでとうございます

「ありがとうございます」

──壇蜜さんの印象は?

「ごめんなさい、お話しできることがなくて」

──結婚は喜ばれている?

「そうですね。ただ、コメントは控えさせてください。何もお話しできなくてごめんなさい。失礼します」

 そう話し、自宅に入っていった。

 近隣の住民は、

「お父さんはタクシーの運転手さんでしたが、すでに定年したの。お母さんは小学校の教員だったかな。今は、別のお仕事をされているみたい。いつも朝、リュックを背負って出かけるのを見かけます。あいさつすると“おはようございます”と気さくに返事してくれますよ」

 と家族の印象を語り、清野にとって漫画家になるきっかけを与えてくれた伯父にも話が及んだ。

「とおるさんに漫画を教えた伯父さんも一緒に住んでいました。もともと漫画家だったみたいでね。足が悪くて車いすだったんです。でも、町内会の仕事なんかもちゃんとやってくれて、明るくて面倒見のいい優しい方でしたよ。ただ、数年前に施設に入られたみたいですよ。元気にしているのかしら」(近隣住民)

 漫画事情に詳しい男性は、

「漫画を教えてくれた伯父がいると話していましたね。今も元気にされているようですよ。大好きだったようですから、結婚の報告もされたのではないでしょうか」

 と語るが、ひとつだけ心配事があると話す。

「自分をキャラクターとして描く『東京都北区赤羽』のような漫画だと、主人公や作者が幸せそうだったり、楽しそうだったりすると読者が離れてしまうかもしれません」

 と説明したうえで、

「俺はこんな不幸だ、死んでもいい、と言っても、“お前の家には壇蜜がいるんだろ”と思われてしまう。40歳近くになってもうだつのあがらない独身なんだと、上から見て許せていたところが、応援されづらくなるかもしれません。本人もよく理解されているから、壇蜜さんとの結婚はけっこうな覚悟が必要だったと思います」

 と、今後の “壁”ができたと話す。

 壇蜜は11月24日に生出演した『サンデー・ジャポン』(TBS系)で結婚について報告。清野からは、

「家で壇さんが寝てても興奮しない。リアルじゃない」

 と言われているそう。

 11月30日には、北区から届いた書類を見ると、新たな姓が壇蜜側の“齋藤”となっており、婚姻届の記入ミスに気がつき取り乱したことなどを清野がツイッター上で明かした。そんなトラブルもあったが、夫婦で歩む道のりが“リアル”になるよう、新たな壁も二人三脚で乗り越えてほしい。