材料3つだけ!火を使わない『水だし』の作り方

写真拡大 (全3枚)

暑い、暑い、とにかく暑い!

こんな日は、ひんやりさっぱりしたものを食べて、身も心もクールダウンさせたいですよね。今回は、この季節に常備しておくとたいへん便利な『水だし』の作り方をご紹介します。火を使わずに、素材を水につけておくだけでできるので、とっても簡単ですよ!

●『基本の水だし』

材料 (でき上がり1リットル分)

昆布 (10×5cm)……1枚

煮干し……3〜4尾

削り節……6g

水……1リットル

※削り節はふんわりと削ったものがおすすめです。赤みがかった、できるだけ新鮮なものを使って。また、煮干しは身が黄色いものは酸化していて生臭さが出るので避けて。開封後時間がたっている場合はからいりしてから使うと臭みが抑えられます。

〈作り方〉

(1) 煮干しは頭を取り、身を縦半分に裂いて黒いはらわたを取る。

(2) 容量1リットル以上の冷水ポットに、すべての材料を入れる。ふたをして冷蔵庫で一晩(6時間以上)置く。

※細かい削り節を使う場合は、ポットの注ぎ口から流れ出てこないよう、お茶用パックに入れてください。

あらあら、本当にびっくりするくらい簡単! ちなみに保存は冷蔵庫で約5日間できます。

わが家のこの夏の定番になりそうだな……。

塩やしょうゆで味をととのえた水だしを、具材をのせたご飯にかければ、こんな素敵な一品に!

これ、具材を替えれば毎日でもいけちゃいそう。さくっとすませたい一人の昼食や、飲んだあとのしめにもよさそうだな……、いやはや、これは危険なものを知ってしまったぞ(笑)。

あなたのご家庭の冷蔵庫にも『基本の水だし』、ぜひ常備してみて。

料理/堤 人美 写真/宮濱祐美子 文/編集部・持田

『オレンジページ』2019年8月17日号より)