森保監督、スタメン“総入れ替え”に一定の手応え 「まだまだ良い選手がいることを…」
4日前のコロンビア戦から先発11人変更、中島のゴールでボリビアに1-0と辛勝
日本代表は26日にキリンチャレンジカップでボリビアと対戦。
途中出場したMF中島翔哉が決勝点を決め、1-0の勝利を収めた。スタメン総入れ替えで臨んだ一戦を終え、森保一監督は「まだまだ良い選手がいることを示してほしかった」と試合を振り返った。
日本はコロンビア戦からスタメン11人を総入れ替え。この3月シリーズでロシア・ワールドカップ以来の招集となったMF香川真司が、初めてキャプテンマークを巻いて先発出場した。
前半から圧倒的にボールを保持していた日本だが、シュートにつながらない試合展開となり、前半はスコアレスで折り返した。それでも、後半31分にはカウンターからいずれも途中出場のMF堂安律、MF南野拓実とパスをつなぎ、最後は中島が切り返しから右足の強烈なシュートを、対峙した相手DFの股下を通して叩き込み先制した。
その後、追加点こそ奪えなかったものの、日本は最少得点差のリードを守って1-0の勝利を収めた。22日のコロンビア戦(0-1)と合わせ、南米勢との2連戦となった3月シリーズを1勝1敗で終えた。
森保監督は試合後のフラッシュインタビューで、「日本代表を作っていくうえで経験の浅い選手たち、まだまだ良い選手がいることを示してほしかった。結果を持って、勝利で彼らが示してくれたのが良かった」と語った。
「直近の試合のコロンビアに負けていたので、応援してくれる方に勝利を届けたいと思っていた。手応えもありますが、今日の試合を1-0で勝てたのは良かったですが、無失点を続けながら追加点を取れるようにチーム力を上げていきたいと思います」
平成最後の日本代表戦。香川やMF宇佐美貴史などの復帰組や、MF鎌田大地ら初選出組と既存メンバーとの融合が一つの注目点だったが、指揮官は一定の手応えを感じていたようだ。(Football ZONE web編集部)