原宿駅の臨時ホーム、正月は使用せず JR東日本、代々木駅利用も呼び掛け
例年、初詣客向けに使用されるJR原宿駅の臨時ホームですが、今度の年末年始は改良工事に伴い使用が取りやめとなり、代わりに仮通路が設置される予定です。
駅改良工事に伴い使用を取りやめ
JR東日本東京支社は2018年11月27日(火)、山手線・原宿駅(東京都渋谷区)の臨時ホームについて、改良工事に伴い、年末年始は使用を取りやめると発表しました。
2018年から2019年にかけての年末年始は、JR原宿駅では臨時ホームを使用せず、仮通路が設置される(画像:JR東日本)。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、JR東日本は、混雑緩和や利便性向上などを目的に原宿駅の改良工事を進めています。明治神宮に隣接する西側の臨時ホームは、外回り専用ホームとして常設化する計画です。
例年、この臨時ホームは、明治神宮の初詣客向けに年末年始に使われてきましたが、今回は工事中のため使用されず、代わりに、既存ホームから臨時口への仮通路が設置されます。この通路は、次の日時において降車専用として利用できます。
・2018年12月31日(月)23時〜2019年1月1日(火・祝)17時
・1月2日(水)10時〜17時
・1月3日(木)10時〜17時
なお、臨時ホームの使用取りやめに伴い、原宿駅では安全対策として、工事で一時撤去していたホームドアを再設置するとともに、案内誘導を強化する方針です。しかしそれでも混雑が予想されることから、JR東日本は隣の代々木駅も利用してもらうよう呼び掛けています。