きょうの深夜からあすの明け方にかけ、しし座流星群が見頃に。各地の天気や、観測のポイントなど、まとめました。

しし座は東の空に でも流星は空の全方向へ

しし座流星群が見頃に。深夜0時頃には月が沈むため、月明かりに邪魔されずに観測することができます。1時間に2〜5個程度と、数は少ないものの、例年、明るい流星が見られるのが特徴です。「しし座」が見える方角は、東から南東ですが、流星は空の「全方向」へと放射状に飛びます。できるだけ、街灯などの明かりが少ない場所で、空を広く見渡すと良さそうです。なお、あす18日の明け方には、東の低い空に明けの明星「金星」も昇ってきます。

きょうの各地の天気

前線が日本付近を通過中で、今朝は、北海道や東北、北陸から山陰にかけて雨や雪が降っています。
このあと、北海道の南西部と北部は雪や雨で、平地も雪の積もる所があるでしょう。北海道の東部は、午前中は曇りや雨でも午後は晴れてきます。東北は昼前まで雲が多く所々で雨。雨は昼過ぎにはやんで、太平洋側は雲の間からときおり日が差すでしょう。北陸は、午前中は雨や雷雨。午後は晴れ間もありそうです。関東は、昼前後は広く晴れ。夕方からは雲に覆われます。東海は、昼前まで曇り空ですが昼過ぎから晴れるでしょう。近畿と中国地方も昼頃までは雲に覆われ、雨の所も。夕方以降は太平洋側を中心に晴れてくるでしょう。四国と九州、沖縄も、午前中は曇りや雨ですが、午後は晴れます。

流星を見られる地域は…

きょうの深夜からあす明け方にかけ、日本海側は雲が多めの傾向。一方、太平洋側は晴れる所が多くなりそうです。
●あいにくの空模様:「北海道北部と南西部、東北日本海側、関東、近畿日本海側、山陰」
雲に覆われたままとなりそうです。
●チャンスあり:「東北太平洋側、北陸、山陽」
雲が多めですが、晴れる時間もありそうです。
●『観測に適☆』:「北海道東部、東海、近畿太平洋側、四国、九州、沖縄」
きょうの深夜からあす明け方にかけて、少し雲のかかることはあっても大体晴れ。広い範囲で星空を見られそうです。ただ、今夜も各地で冷えて、流星が見頃の時間帯は10度を下回る所が多くなります。厚手のコートやブランケット、暖かい飲み物を用意するなど、寒さ対策を万全にしたうえで、流星観測を楽しんでくださいね。