チキンラーメンがコロッケになった! 外はポリっと中ふっくら、大阪・池田の新名物
池チキコロコロ(画像提供:池田市観光案内所)
まずは上の写真をご覧いただこう。おいしそうなコロッケだが、衣がちょっと変わっている? 麺がびっしりまとわりついているではないか。食べるとポリポリとした食感のようで、いかにもおいしそうだが......。
このコロッケはいったい何だろう? そして「めっちゃチキチキ!」という謎の言葉は?
「衣が、もじゃっててかわいい......」「ビールとも仲良しさん、やと思う〜」
池カラ=左、池チキコロコロ=右(画像提供:池田市観光案内所)
冒頭のコロッケの名は「池チキコロコロ」、なんと砕いたチキンラーメンを衣に使って揚げたジャガイモのコロッケだ。2018年10月20日から、大阪府池田市の観光案内所アンテナショップで販売されている。
この「池チキコロコロ」、実は、8月に開かれた「チキンラーメン」の創作料理を競った「こども池‐1グランプリ」で、出場10品の中から見事1位に輝いた作品だ。池田市立神田(こうだ)小学校の児童10数人のグループが提案したものだという。
Jタウンネット編集部は池田市に電話して、観光案内所アンテナショップ店長・はまだまりなさんの話を聞いた。はまだ店長は、市立五月山動物園の公式PRアイドルユニット「キーパーガールズ」のリーダーでもある。
「チキンラーメンを衣に使ったコロッケ『池チキコロコロ』は、今もっとも売れる人気商品です。週末は1日100個以上売れます。外がカリカリしていて、中はほっこり、食感が楽しいコロッケです」
はまだ店長によると、これまで売れ筋だった「池カラ」をしのぐ勢いだという。「池カラ」はとり肉のから揚げの衣にチキンラーメンを使用したものだ。「池カラ」は350円、「池チキコロコロ」は150円。お値段の安さも、つい手が伸びてしまう原因かもしれない。
池チキコロコロ=手前、池カラ=奥(画像提供:池田市観光案内所)
「購入されるお客様の多くは、カップヌードルミュージアムへの観光客です。この観光案内所は、阪急池田駅からカップヌードルミュージアムに向かう途中に位置していますから、行き帰りにお求めいただけるのでしょう。最近は、外国人のお客様も多いですよ」
ところで、もう一つの謎、「めっちゃチキチキ!」とは? はまだ店長に聞いてみると......。
「池田市には、チキンラーメンを使った創作料理を提供している飲食店がたくさんあります。2014年に、『大阪池田チキチキ探検隊』が発足し、チキンラーメン創作料理を発掘して広くPRしていこうと、官民が一丸となって活動しています。『めっちゃチキチキ!』とは、その合言葉なのです」
ツイッターにはこんな感想も寄せられていた。
チキンラーメンの衣かぁ〜☆
— ぴすた 千緒 (@queenpistachio) 2018年11月11日
衣が、もじゃっててかわいいし、
めちゃおいしそう!なコロッケ。 きっと、
ビールとも仲良しさん、やと思う〜 (^▽^)/ https://t.co/yshH9ca2wI
朝ドラ「 #まんぷく 」にガッツリとハマっているアッシは、次の大阪旅行では必ず池田市の「安藤百福発明記念館」へ行こうと決めているので、ここにも行かねば!
— NOF (@nof_toro) 2018年11月11日
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チキンラーメン60年、創作コロッケ一番人気 発祥の大阪・池田 https://t.co/N2TcoorqUJ