声優、アーティストの蒼井翔太 http://www.shouta-aoi.jp/さんが10月18日放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。自身の高めの声がコンプレックスだっという蒼井さん。パーソナリティのとーやま校長とあしざわ教頭が、そこから抜け出したきっかけを伺いました。



とーやま校長:蒼井先生は、10代の頃、どういう子供だったんですか?

蒼井:テレビゲームが友達でしたね。僕は小学校3年生から不登校だったんです。家でずっとゲームをしていて、友達とも遊ばない、ご飯を食べたらすぐ自分の部屋に行って一人になる、みたいな子供でした。

とーやま校長:じゃあ、ほとんと喋ることもなかったってことですね。最初に「自分の声嫌いだわ」って思ったのは、何歳ぐらいの時なんですか?

蒼井:ちょうど小学校3年生のときに「お前の声高ぇんだよ!」って言われて。女の子みたいな声をしてたので、(声が高いと)よく言われるようになって。 容姿も女の子っぽかったので、余計に言われてましたね。

とーやま校長:そのときって、自分で何を思って、どう毎日生きていこう、とかって考えてたか覚えてます?

蒼井:いや、ただただ、逃げてました。人に会わなければ言われることもないし、人に会わなければ自分が人と違うところを見なくて済むし。「ゲームをしていれば自分の世界に入り込めるから」っていう理由で、ずっと逃げてました。

とーやま校長:そうなると、小学校3年生の“蒼井君”は、多分「ゲームをしている」っていうのが居場所だったわけじゃないですか。ご自分では“逃げている”と表現されましたけど、そこから“変わった瞬間”は何だったんですか?

蒼井:小学校を卒業して、中学校も1学期は「新しい子がいるから、クラス替えがあるからなんとか行ってみる」というだけで、2日目からはもう学校に行かなかったんです。その中でも、家が近くて学校の連絡帳とかを届けてくれる男の子がいたんです。その子とは、なんとか仲良くなっていったというか。それで、その子が中学の時に、「(一緒に)カラオケに行こう」と。

とーやま校長:けっこう、緊張しますよね。

蒼井:そうなんですよ。「初めて外に出ます!」ぐらいの(笑)。曲を聴くことは好きだったので、カラオケに半分連れ出され……部屋代も払っているので「歌わないとな」って思って。その当時大好きだったアーティストさんの曲を歌ったら、友達がすごい褒めてくれて。

とーやま校長:ちなみに、それは誰の歌だったんですか?

蒼井:倖田來未さんの「So Into You」という曲でした。すごく緊張していたんですけど、友達が「うまいじゃん」ではなく「良い声だね」って言ってくれたんですよ。それが僕の中で世界がちょっと変わったというか、全部が変わるわけじゃないんですけど、「歌っていいのかな、カラオケって楽しいんだな」っていう風に、ちょっと芽が出た感じでしたね。そこが少しずつ変わっていくきっかけではありました。

あしざわ教頭:友達の一言がなかったら、もしかしたら今、歌っていないという可能性もありますね。

蒼井:(歌って)ないと思いますね。

2018年1月から5都市7公演を回るツアー『蒼井翔太 LIVE 2019 WONDER lab. I』がスタートする蒼井さん。「ライブはみんなに会えるから大好き!」と話していました。詳細はオフィシャルサイト( http://www.shouta-aoi.jp/ http://www.shouta-aoi.jp/)でご確認ください。



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聴取期限 2018年10月26日(金)AM 4:59 ま

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<番組概要>

番組名:SCHOOL OF LOCK!

パーソナリティ:とーやま校長、あしざわ教頭

放送日時:月〜木曜 22:00〜23:55・金曜 22:00〜22:55

番組Webサイト ⇒ http://www.tfm.co.jp/lock/

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